第五十一話 織田家の者達その二
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「ほんまな」
「ホラー漫画やなくても」
「絵がな」
これがというのだ。
「何でもな」
「めっちゃ怖くて」
「最後まで読むとな」
そうすればというのだ。
「トラウマになる様な」
「あれか?」
施は顔を強張らせて言った。
「ホモのSMとか」
「その人の作品もそのサイトにあったけどな」
「別の人か」
「SMの人はあれや」
芥川は話した。
「布団を敷こうや」
「そっちの作品の人か」
「ちなみにその作品が太陽やとすると」
布団を敷こうのそれはというのだ。
「凄いのは真っ暗闇や」
「そこまでちゃうか」
メルヴィルは暗い顔で応えた。
「凄いのになると」
「ホモのSMでな」
「ハードになるんやな」
「そや、ただそこのサイトにあった作品はな」
それはというと。
「まだ太陽やからな」
「明るいな」
「そうやが」
それでもというのだ。
「そのはじめて見ちゃったの作品は」
「別の人の作品で、なのね」
アレンカールの顔も強張っている。
「凄く怖いのね」
「ほんま最後まで読むとな」
「トラウマになって」
「実際白ブリーフが怖くなった人おって」
最後まで読んでというのだ、漫画と一口に言っても様々であり中には読むとトラウマを持ってしまう様な作品もあるのだ。
「それがや」
「うちの学園に定着して」
「うちでブリーフ特に白はな」
「疎まれる様になったのね」
「それでどっかのスナイパーみたいに」
あまりにも有名な剃刀の様な目をしたアジア系の男である。
「白ブリーフ一枚でおったらな」
「嫌われるどころやないわね」
「ガチの変態としてな」
その様にというのだ。
「認識されるわ」
「その作品と」
「そしてそのスナイパーそっくりのな」
そうしたというのだ。
「コートの下ネクタイと白ブリーフの」
「あの謎のおっさんやな」
リーも言った。
「妖怪説もあるが」
「あの人もたまに学園に出てや」
そうしてというのだ。
「目撃されててな」
「その姿が変態的ってことで」
「そのおっさんのことからもや」
「白ブリーフは嫌がられるな」
「うちの学園ではな」
「ブリーフ自体がそうで」
「そや、しかし下着だけで寝たら」
芥川は腕を組んで言った。
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