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神々の塔
第五十一話 織田家の者達その一
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                第五十一話  織田家の者達
 一行は日本の御殿の中を思わせる階を進んでいた、その中で羅は言った。
「寝間着はもうジャージやな」
「そやな」 
 芥川が応えた。
「僕等はな」
「男組はな」
「というかジャージが一番やろ」
 メルヴィルも言った。
「寝る時は」
「それが一番楽や」 
 施も言った。
「起きてもすぐに何か出来るしな」
「最悪着替えもせんでええし」
 トウェインはこう言った。
「ジャージは一番や」
「夏は半ズボンとティーシャツよね、寮やとね」
 アレンカールも言った。
「皆そんな恰好で寝てるわ」
「トランクスとシャツだけで寝るかな」
 リーはこの格好の寝間着の話をした。
「ボクサーやな」
「まあ下着で寝てもええわ」
 中里はそれもよしとした。
「冬は寒いけどな」
「下着いうてもブリーフはないな」
 羅はこの下着は絶対にと言った。
「今時な」
「何かブリーフやと変態っぽいっていうかや」
 芥川は真顔で話した。
「八条学園ではおぞましい話あるしな」
「何か出たらしいな」
 施も言ってきた。
「コートの下ネクタイとブリーフだけのおっさんが」
「あれやろ、剃刀みたいな目をした」 
 トウェインはその者の顔の話をした。
「身体中傷だらけのな」
「そのおっさんが出たらしいからな」
 それでとだ、メルヴィルは忌々し気に言った。
「それブリーフはうちの学校やと否定されてるな」
「他にもネタあるしな」
 中里は難しい顔になって仲間達に話した。
「おぞましいサイトが学園に知れ渡ってな」
「裏電か」
 リーも実に忌々し気な感じになっている、そのうえでの言葉だった。
「今はないが」
「ゲイ漫画集めたサイトでな」
「やらないかとかあったな」
「やらないかならましでや」
 そう言っていいものでというのだ。
「その作者さんの作品は。他の作者さんの作品があったが」
「そっちがえげつなくてやな」
「それでな」
 その為にというのだ。
「昔学園中にそのサイトが広まって」
「当時の先輩さん達が皆てね」
 アレンカールもこの話に加わった。
「あまりにもおぞましい漫画があって」
「それかららしいな」
 中里が応えた。
「うちの学園でブリーフ避けられる様になったらしいな」
「今やと幼稚園からないらしいな」
 芥川は真顔で述べた。
「うちの学園でブリーフは」
「あれやろ、はじめて見ちゃった」
 羅も今は蒼白になっている、それは神霊達を前にしている時よりも遥かに緊張したものであった。
「先生の白いブリーフ」
「同性愛は否定せんでもな」 
 トウェインはそれでもと述べた。
「めっちゃ怖い漫画やったらしいな」
「そや」
 まさにと
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