暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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朝陽がみんなに、出口中の二人が練習見に来たいってどうするって、聞いてきて、 まぁ 見に来るくらいええんちゃう? アドバイスももらえるかわからんでー と、賛成していた。
12月初めの土曜日、彼女達はやってきて
「改めまして 神戸充ちる です」
「
芝野繭子
(
しばのまゆこ
)
です よろしくお願いします」と、自己紹介の後、みんなも名乗って、私達は練習を始めた。
そして、フォワードからボールを出して、ラインに回しして、追いかけって行って、又、出してという練習をしていた。センターには美鈴が入って、璃々と鈴花は相手に入って押さえて行くといった具合だ。もちろんタックルは恰好だけにしていた。
すると、それまで見ていた彼女等二人が璃々に
「なぁ ウチ等も一緒に走ってええやろか」と、ジャージの下の練習着を見せていた。
「どうしょうかなー 練習ってなると許可取ってへんしなぁー」と、璃々が躊躇していると。桜が
「ええやん 一緒にやろぉー その代わり、ウチ等 先生がおらへんとこでは、タックル禁止されてるからなっ!」
と、言う訳で相手のスクラムハーフとスタンドオフの位置に着いてもらったのだ。私達は、今まで、練習してきたことも、色々と試してみたのだ。私が出たボールを持ったまま右に流れて、逆に走り込んでくる泉希にパスをして逆サイドを攻めていくのとか、泉希が朝陽に向かってパントパスするのとか、多彩だった。あの講習会の後、みんなで考えたのだ。
そして、慣れてくると、フォワードの3人が今度は相手チームになって、向こうが攻めてきたりした。向こうのハーフの繭子って子は、私の後ろにパントを上げてきたり、スタンドにパスをしたかと思うと、直ぐに横に着いて行って短いパスを戻してもらって突進したりとか、やっぱり色んなことをしてきていた。それに、センターの璃々と打ち合わせをして、スタンドの充ちるをとばしたパスとかもしてきていた。
「なっ なんか すごく いい感じネ さすがに うまい人が入ってくれると、練習が締まるわー」と、小休止の間に言うと
「うまくないわよー それより みんな 始めて半年ほどでしょ? すごいんでびっくりしちゃった サインプレーもちゃんと出来てるし バックスはみんな足が速いのネ 特に、ウイングの朝陽さん ステップもできて、切り返しのダッシュがすごいわ」と、充ちるさんが話していると
「君達 遠くから見ていると、ちゃんとラグビーになっているなー 頑張ってると言いたいけど どうも うちの学校じゃぁないみたいなメンバーが居るな まぁ 成り行きなんだろうけど・・・ 僕は、見て無かったことにする 今から 帰る 知らんぞー 見て無かったんだからな!」門田先生だ。サッカーの練習に来ていたのだろう。
「うふっ 迷惑かか
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