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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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 私等が練習していると、わざわざ岩城先生が寄って来て

「君達はさすがだなぁー 実力を見せてもらったよ 残念なのは、陸上部に入ってくれてたらなぁー この4人で地区大会ぐらいは軽く行けてたのにー・・・」

「残念ですねぇー ウチ等は地区大会ちゃうねん ラグビーで全国目指してるネン」

「おーおー 水島はいつも 威勢がいいのぉー あのなー 10月に女子中学生対象のラグビー講習会があるんやー 大阪なんやけどな それに、どの程度のレベルがわからんねんけど 参加する気があるかい? それと、中学女子の関西予選もあるけど、こっちは奈良やからな」

「えー 行きたい! そんなん紅林先生 ちっとも ゆうてへんかったでー」

「まぁ 紅林先生は運動部違うからな あんまり、情報は入らないんやろー」

「そうかぁー 先生 申し込んでーなー みんなはどうする?」

 そうしたら、全員が参加したいと言っていたのだ。

「わかった 紅林先生から校長の許可を取ってもらうよ 僕も 当日は都合つけて見学に行くようにする」

「わぁーい 先生 ありがとう なぁ 先生はウチ等の監督になってくれへん?」

「どうして? 紅林先生が居るじゃぁないか」

「紅林先生はウチ等の顧問兼コーチや そして、監督 岩城先生 最強やー」

「そんなこと 言っても 僕は、ラグビーなんて知らないし」

「ええねん 勉強したら それに、走りのプロやろぅ? ラグビーも走ってばっかーやでー 指導ぐらい出来るんちゃう?」

「どうだろー ラグビーの走り方は また 違うんやないやろか」

 だけど、しばらくすると、もう定員に達していてダメだっと知らせてきてくれた。でも、見学だけでも行くかと、岩城先生も紅林先生も引率してくれることになった。

「わぁー ここが 高校ラグビーの聖地だよね」と、私は飛び跳ねていた。

「みゅん そんなに騒いでー 恥ずかしいからやめてぇー みんな 見てる」と、泉希が押さえにかかっていた。

 始まると半分以上が何らかでラグビーをやっている子みたいで、スパイクも履いていたのだ。身体も大きい子が多かった。色々と説明を受けて、パスの仕方からボールの受け方。そして、パスをもらってからの走り方など。

 それから、いわゆるラインを作ってのパスして、相手を立ててのボールのパスを指導もらいながら行っていた。それを見ながら泉希と璃々は二人でいろいろと話合っていた。私は、桜と素直にバックスにまわすだけじゃぁダメなんだね。相手を曳き付ける為、一度、フォワードに戻したりするんも必要だねとかを話していたのだ。その後、ゆっくりとだけどタックルの講習とかも。

 終わった後、私達のところに二人の女の子がやってきた。講習に参加していた子達だった。


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