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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
エピローグ(紅き翼・協力者)
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忙を極めたが、それでも幸福に満ちていた。家族や仲間達の力を借りて困難を乗り越えて結ばれた二人は、生涯お互いを尊び、愛し合ったという。

子宝にも恵まれ、結婚の翌年にユウナは双子の兄妹を出産した後、更にはその4年後にも双子の姉弟を出産する。セドリックの跡を継いだ上の双子の兄はヴァイスとマルギレッタの娘にしてメサイアの義妹に当たるクロスベル皇女を妃に迎え、妹はリベール国王であるクローディア女王の跡継ぎの息子に嫁ぎ、下の双子の姉はメンフィルのシルヴァン皇帝とセシリアの息子に嫁ぎ、弟はレミフェリアのアルバート大公の跡を継いだ姪の娘の婿養子として迎え入れられた。子供達がそれぞれ西ゼムリアの主な国家の王家の者達と結ばれた事でそれぞれの国との繋がりを強くした事で、エレボニアはかつて軍事大国であった頃以上に繁栄したという…………





<エレボニアの『悪童』> アッシュ・カーバイド



ヨルムンガンド戦役後、トールズ士官学院にZ組の生徒として入学し、新生Z組の一員として”特別実習”という形でエレボニアの復興に貢献する。トールズ卒業後は定職に就かず、魔獣を倒した際に得られる稼ぎで世界各地を放浪していたがある時、裏解決屋であるヴァンの仕事に関わった事で規約の関係で遊撃士達も力になれない”訳あり”の人々の力になり、プロとしてある種の誇りを持つヴァンの姿を目にして裏解決屋が自分に向いている事を悟るとヴァンに頼み込んで、ヴァンの元で裏解決屋の修行を行った。

そしてヴァンから独り立ちの許可が出ると独立し、故郷のラクウェルを拠点に裏解決屋としての活動を始めた。地道に実績を重ねて”エレボニアの裏解決屋”として様々な勢力からも名が知られてから1年後、トールズ時代の部活仲間である子爵家の令嬢が突如押しかけて助手としてアッシュの仕事を手伝い、後に二人は結ばれる事となる。なお、後にこの事を知ったヴァンはアッシュの師である自分もアッシュのように”押しかけ助手、後に妻”がいる為、裏解決屋が別の意味で誤解されてしまうかもしれない可能性に頭を抱えたという…………





<改変の千の腕> ルフィナ・アルジェント



元の時代に戻ったルフィナは歴史通りに亡くなったかと思われたが、元の時代に戻る前にエイドスより賜った御守り代わりの人形がその運命を改変した。失った命をも呼び戻すエイドスから賜った人形を所持していたルフィナは歴史通り”紫苑の家”での出来事によって命を失った後人形の効果によって棺桶の中で蘇生した。エイドスから賜った人形によって自身の本来の運命が改変された事をエイドスによる運命の悪戯であると感じたルフィナは星杯騎士団総長にして親友であるアイン・セルナートに事情を説明して自身が蘇生した事の隠蔽を頼んだ後アルテリアから姿を消した。

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