閃輝対ラウラ
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幻想郷 上空
暑い陽射しが降り注ぐ中、空では色取り取りの美しい弾幕が飛び交っていた。
弾幕ごっこが行われているようだ、だがそこで行われている弾幕ごっこでは飛び交っている弾幕の量がとても多いのだ。
1秒間に700以上の弾幕が飛び交い、ある物はぶつかり合って儚く消えていく。だがその時、漆黒の光が放出され、弾幕が一瞬にして消え去った。
そして、弾幕で姿が隠れていたが漸く誰が弾幕を行っていたのが視認する事が可能となった。
そこにいたのは『魔法戦士 霧雨 閃輝』『重射の雨 ラウラ・B・霧雨』だった
「『重波 罪の重さ』なんとか発動が間に合いました」
「それがラウラのスペルカードか。中々強力な結界を張ると同時に、周囲の弾幕を弾き飛ばす重力を発生させるのか・・・なら、これはどうかな?」
閃輝は懐から一枚のカードを取り出す。ラウラはそれを見て身構える、閃輝は口を歪ませて笑う
「いくぞ、『死速 終わる希望』」
そう宣言した途端に、閃輝の周囲に無数の魔方陣が瞬時に展開される。魔法陣には、霊力が充填されており、魔法陣の淵からは異常な量の赤と黒の弾幕が放出されていく
「!?この弾幕だけで十分に強いスペルではないか!!?」
「そんな甘っちょろいスペルだと思うなよ?終わる希望は此処からが本番だ」
その言葉と共に、魔法陣の一つからマスタースパーク並の太さを持つレーザーが放たれる。ラウラは咄嗟に下に回避するが、レーザーは途中で分裂し、細いレーザーとなりながら襲ってくる。
「な、何!?」
ラウラは、その攻撃に驚きながら半重力を発生させながら、その勢いを利用して回避し続ける。そして全ての細いレーザーを避けきったと思ったが、次の魔法陣から次のレーザーが発射される。
魔法陣は合計で7つが閃輝の周囲に展開されている。つまり、これを避けきっても残り5回も残っているっと言う事だ
「さあ、耐え切ってみろよラウラ。俺の切り札の一つであるこいつをよ」
「き、鬼畜・・・だが避けきって見せる!!」
ラウラは発射された分裂追尾レーザーに挑んだ。ラウラは全ての分裂レーザーを視界に入れてから回避行動に移った、右に避ければ、下からのレーザーが。
それを避けても多方向からレーザーが襲い掛かってくる。ラウラは当たる寸前で、ギリギリ掠める程度を目安に避けるが、閃輝は2個の魔法陣を使用して更にレーザーを追加した。その結果、全方向からレーザーが襲い掛かってくる。
それを半重力と反射の力をうまく使って避けようとするが、レーザーはラウラに当てる為の物ではなかった。レーザーはラウラの周囲を、方眼の様に進路を塞ぐようにその場に留まった。その結果、ラウラは檻に閉じ込められたのと全く同じ状況に置かれてしまった。
「そ、そんな!?まさかこんな事が!!?し
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