第三百二十九話 ダイナマイト王その十一
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「出来ることが限られてるので」
「だからですね」
「そこはです」
「整えられたのですね」
「旗揚げと同時に」
「そうですね」
「他の星の人がしてるのを真似て」
そのうえでというのだ。
「そうしました」
「そのこともです」
「ええんですね」
「はい」
その通りだというのだ。
「お陰で順調にです」
「統治が出来ていますか」
「そうです」
「ほなその頼りにです」
「応えてくれますか」
「そうさせてもらいます」
微笑んでだ、オニールは答えた。
そしてだ、夜なので酒が出ているので自分のロックのバーボンを飲んでからあらためて言ったのだった。
「ミズーリ州そしてこの世界の為に」
「働いてくれますか」
「はい、ただ」
ここでこうも言ったのだった。
「おいらこれ以上は」
「ミズーリ州だけですか」
「そう言われますか」
「他の星の誰かも一緒やないと」
さもないと、というのだ。
「無理やとです」
「思われますか」
「そうなのですか」
「そんな気がします」
こう二人に言うのだった。
「どうも」
「星の方は二百三十四人おられますね」
「左様ですね」
二人はオニール達の数のことを話して応えた。
「天地人が七十二人ずつで」
「神星の方が十八人おられますね」
「その誰かと協力して」
そうしてというのだ。
「やっていくべきかとです」
「いいお考えかと」
社長は七面鳥のグリルを食べる手を止めて答えた。
「それは」
「私もそう思います」
監督もボイルドベジタブルを食べる手を止めて答えた。
「何故星の方がそれだけおられるか」
「お一人では限界があるからかと」
「ですから」
「ここはです」
「どなたかと共にです」
「進まれるべきかと」
「そうですね、近くにも星の人いますし」
オニールはあらためて話した。
「状況次第で」
「それで、ですね」
「どなたかとですね」
「共に歩まれますね」
「これからは」
「そうしますか」
考えながら言うのだった。
「ここは」
「それでどなたと歩まれますか」
「どうされますか」
二人はオニールに問うた。
「この度は」
「一体」
「それがです」
考える顔のままだ、オニールは答えた。
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