エピローグ(トールズ生徒(一部))
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。後に夫婦となった二人はクライスト商会といくつもの小規模商店を結ぶネットワークを作り、経済の発展に大きく貢献したという……
<灰の聖女> ロジーヌ
トールズ卒業後、トマスの従騎士としての任務に戻ったが、リィンとの協力関係を結びたい考えを持つトマスの指示によってリィンとの連絡役の為にヘイムダルの大聖堂に務める事となる。教会も一枚岩ではなく、中には騎神を軍事活用して”英雄”になり、更には古代遺物の所有を巡って微妙な関係であるメンフィル帝国に所属しているリィンの存在を危険視している派閥もある事に胸を痛めつつも、連絡役を務めながら教会とリィンを含めたメンフィル帝国の対立が起こらない事を祈り続けたがその祈りは届かず、リィンがエレボニア総督の任を終えてクロイツェン州統括領主に就任する合間の時期に僧兵庁の指揮下にして星杯騎士団に対抗するための隠密僧兵部隊によるリィンの暗殺計画が実行された。
しかし、過去の経験から宗教組織である七耀教会を常に警戒しているメンフィル帝国は諜報員に加えて斑鳩の”忍び”達にも教会の動きを常に監視させていた事から、リィンの暗殺計画は最初から把握されており、暗殺計画の実行の日、リィン本人やリィンの周りに伏せられていた圧倒的戦力によってリィンの暗殺を目論んだ総員を投入してまで暗殺計画を実行しようとした隠密僧兵部隊はリィン達に蹂躙され、その結果7割は戦死し、部隊を率いていた副長は片腕を失うという散々な結果になり、暗殺計画は失敗してしまった。その迎撃戦力には事前にリィンから暗殺計画を知らされたロジーヌを通じて教会とメンフィルの全面戦争を防ぐ為に星杯騎士達も参加しており、その中にはトマスを始めとしたリィンとの縁がある星杯騎士達やロジーヌも含まれていた。
暗殺計画の阻止後、首謀者達は全員メンフィル帝国に引き渡された後一人残らず処刑され、隠密僧兵部隊は解体させられた後生き残ったメンバーは地方の教会への務めという形で散り散りに左遷の身となり、隠密僧兵部隊直属の僧兵庁は対抗組織である星杯騎士団に併合されてしまう事になってしまった。
同じ七耀教会の所属の星杯騎士がリィンの暗殺を防ぐ戦力として加勢した事によってメンフィルと七耀教会の全面戦争は避けられたとはいえ、教会の一部の派閥が原因で落ちてしまったメンフィルの信用を取り戻す一環としてトマスはトールズ時代からの親交が続いていたロジーヌをシュバルツァー家専属の神官にする事をメンフィルに提案し、様々な思惑の関係で守護騎士との繋がりがある星杯騎士がリィンの傍にいる事はリィンやメンフィルにとっても都合がいいと判断したメンフィルもトマスの提案を受け入れた事によって、ロジーヌはトマスの従騎士としての
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