エピローグ(トールズ生徒(一部))
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レボニア総督』であるリィンが復興を終えたアルスターの視察の帰りにエーデルが働いている休憩ロッジにお忍びで寄った。大切な後輩の一人にしてかつて部長を務めていた部活の後輩の一人であるセレーネにとって大切な婚約者であるリィンの訪問と宿泊だったので、エーデルは特別に一人でリィンを接待したが、リィンと共に呑んだ酒がロッジの関係者の手違いによってロッジがカップルや夫婦にのみ特別に提供している僅かに欲情効果が含まれている酒だった為、その酒を大量に呑んでしまった二人は”一夜の過ち”を犯してしまう。
”一夜の過ち”の翌朝、土下座をして謝罪するリィンにロッジ側の手違いが原因で起こってしまった事なので気にする必要はなく、お互いに忘れる事をエーデルは提案したがリィンは責任を取る事を譲らず、一般的な貴族の女性としての常識もあるエーデルもリィンの申し出を断り切る事ができず、正式にリィンとの交際を始め、後にリィンの妻にして”使徒”の一人としてもリィンを永遠に支える事となる。”一夜の過ち”で始まった交際だったが、エーデルはリィンとの交際で徐々にリィンに対しての想いが強くなり、結婚する頃にはリィンと結ばれる他の女性達にも負けない深い愛をリィンに抱いていたという。
父の”八葉”と母の周囲の者達を癒す心を受け継いだその子達は、それぞれ執事やメイドとして主に仕え、全員主からの求愛によって主と結ばれ、その中には一国の王もいたという。
また、”神格者”となったリィンの”使徒”になった事で若さを保ちつつ永遠を生きる身となったエーデルは、リィン達の人脈による精霊や魔術師、エルフ達の協力を得て長い年月をかけて荒廃した大地に緑を戻す活動をして荒廃した大地に緑を戻し、その緑を戻した大地の中にはかつて”塩の杭”によって国土の大半が”塩”と化したノーザンブリアも含まれていた。”塩”と化した国土に緑を戻したエーデルはノーザンブリアの人々から”緑の女神”と称えられ、後にノーザンブリアを始めとしたエーデルの活動によって緑を取り戻した大地に住む人々によって作られた空の女神を崇める七耀教会に次ぐ規模の宗教団体が崇める女神として信仰されることになる………
<呪縛解けて前へ> ヒューゴ・クライスト
ヨルムンガンド戦役後、トールズの学生として復帰しつつも、旧帝国政府による国家総動員法に実家のクライスト商会が協力した事で失ってしまった市民達の信頼回復の為の謝罪活動や政府とは別の賠償等も行っていた。トールズ卒業後、実家のクライスト商会の専務に就任し、クライスト商会の立て直しに大きな貢献をした。その立て直しの裏には、商売に対して正反対の考えを抱いていた事から何度も反目し合っていたトールズの生徒であり、トールズ卒業後はクロスベルの商工会に就職したベッキーの多大な協力があったという
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