【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第9章】バルギオラ事変の年のあれこれ。
【第4節】キャラ設定9: ルーテシア・アルピーノ。
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ーテシアの方はレリックの影響で(?)6歳の春には、もう随分と元気な体に生まれ変わっていました。】
また、そもそもジェイル・スカリエッティがレリックを収集した目的は、それを「古代ベルカで失われた〈聖王核〉の代用品」として使うためでした。
(聖王核については、Vividのコミックス第11巻を御参照ください。)
ゼストやルーテシアのリンカーコアにレリックを融合させたのも、ひとつには『それによって、その魔導師が「兵器として」どれだけ強くなるのか?』を調べるためでしたが、もうひとつには、『レリックが本当に〈聖王核〉の代用品として機能するのかどうか?』を確認するためだったのです。
そうした「実験体」の、その後の経過を観察するのは、技術者としては当然の行為でした。
【なお、原作には、まるで『古代ベルカの王族が「全員」自分の身体にレリックを埋め込み、生体兵器「レリックウェポン」としての力を身に付けていた』かのようにも聞こえてしまう言い回しがありましたが、この作品では『それはスカリエッティの側の事実誤認で、実際には「古い時代には、そういう王様も稀にいた」という程度の話だった』という設定にしておきます。
(そういうことにしておかないと、『それでは、覇王クラウスもそうだったのか?』という話になってしまうからです。)
また、この作品では『基本的には、レリックは〈聖王核〉の下位互換である』ということにしておきます。】
ゼストは、レリックの力で「ほぼ死んでいる状態」から蘇りましたが、もう大人だったためか、魔力の強さも以前とほぼ変わらず、また、外部からの意識操作も全く受け付けませんでした。
一方、ルーテシアはまだ小児だったためか、クアットロによる「意識操作」もそれなりに受け付け、また、魔法に関しても、ただ単に力が強くなっただけではなく、その力をより多彩に、より多方面に使えるようになりました。
(結果として、彼女は後に「才能の宝庫」と呼ばれるほどになります。)
ただし……ギンガやヴィヴィオの場合は、レリックを融合させてからまだ日が浅かったため、それを分離することも比較的簡単にできたのですが……ルーテシアの場合は、すでに何年も経過していたため、現代の技術では、もう分離は不可能でした。
(だからこそ、管理局は〈JS事件〉が終わった後、当分の間、彼女を「保護監察処分」にせざるを得なかったのです。)
ちなみに、ルーテシアのリンカーコアと融合したレリックは「XI(11)番」です。
彼女は、ジェイル・スカリエッティから「母親を目覚めさせるには、その番号のレリックが必要だ」と聞かされて、ずっとそれを探し続けていたのですが、それは真っ赤な嘘でした。
StrikerSのTVアニメでは、ルーテシアはずっと『どれだけ探しても
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