エピローグ(灰獅子隊・その他)
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
められて伝えられる事でエレボニアの人々がメンフィルやクロスベル、そしてリベールへの復讐を抱かないように、エレボニアの人々に正しい歴史を伝え続ける一族となった。そしてセリーヌに自分の跡を継がせたローゼリアは双界を見て回る旅に出て時折里に戻り、各国の様子をつぶさに伝えた。里帰りをするローゼリアにとっての一番の楽しみはリアンヌとの語り合いであり、里帰りをする際は必ずリアンヌの元を訪れたという…………
<黄金の武神> オーレリア・ルグィン
ヨルムンガンド戦役後は領邦軍を勇退し、トールズ士官学院の学院長に就任する。学院長でありながら時には自ら教鞭を執り、また時には自ら剣を振るって担当教官と共に学生達を鍛える彼女は畏怖と共に慕われていた。そして、自らが剣を捧げた唯一の主であるミルディーヌとリィン達の結婚式を見届けると後任に学院長の座を譲り、爵位は親戚に譲った後、メンフィル本国にて”闇の訓練所”の主であるミラによる修行を受けて僅か1年というミラすらも驚く異例の速さで自らの力で”神格者”に至り、主であるミルディーヌを永遠に支えていくこととなる。”神格者”に至った後は、武術指導者として要望のある国々を訪問しつつ、訪問した国々の武術を学んで更なる高みを目指し続けた。後に、マーズテリア教を筆頭とした光陣営とメンフィルによる大規模な宗教戦争が勃発すると、メンフィルの客将として参戦し、数多くの功績を残し、それらの功績を引き換えにヨルムンガンド戦役で敗戦したエレボニアがメンフィルに課された賠償金の大半と相殺する事を申し出た。
実力主義のメンフィルと言えど、普通に考えれば非常識であるオーレリアのその申し出を断るかと思われたが、オーレリアがマーズテリア教を筆頭とした光陣営との大規模な宗教戦争に残した数々の功績の中にはマーズテリア教の半数近くの枢機卿達の討伐に加えてオーレリアは戦争を終結させる要となったマーズテリア教の教皇討伐や聖女討伐に参加し、それぞれの討伐に大きく貢献した功績も含まれていた為、メンフィルはオーレリアのその申し出を受け入れ、エレボニアに対しての賠償金を大幅に減額し、更にはオーレリアに”侯爵”の爵位を授けた。その結果エレボニアは現国王であるセドリックが退位するまでの間に残りの賠償金の支払いを終えることができ、子孫達にエレボニアのメンフィルに対する負債を残す事はなくなったという。
その後も様々な戦場で多くの武勲を残し、生きながらにして『伝説』として語り継がれる存在となる。その姿を現しただけで数千の敵が逃げ出した………彼女の『伝説』として好んで語られるものの一つである。
なお、双界一の剣士と称されている”神殺し”セリカ・シルフィルの強さを知ったオーレリアはセリカと試合をして敗北した事でセリカを己の伴侶と決め、セ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ