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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
エピローグ(灰獅子隊・その他)
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に祝われたウエディングドレスを身に纏ったエレインは自分と同じようにウエディングドレスを身に纏った自分とヴァンが再び交流を始める切っ掛けにもなったヴァンの”押しかけ助手1号”である女性と共に嬉し涙を流しながら幸福に満ちた笑顔を浮かべていたという…………





<白銀の剣聖> シズナ・レム・ミスルギ



ヨルムンガンド戦役後、侍衆”斑鳩”はメンフィルと交わした”主契約”によってメンフィルの”裏の協力者”として、ゼムリア各地での諜報活動やメンフィルの要人の影からの護衛、メンフィルの”裏の戦い”の担当等メンフィルを陰ながら支えていくこととなる。シズナも弟弟子であるリィンの成長を楽しみにしながら、斑鳩を率いる者としての務めを果たしつつ、定期的にリィン達との交流をしたり、ヴァンの裏解決屋としての仕事を手伝ったり等自己流の羽休みをしていた。そしてリィンがエレボニア総督の任を終える頃になるとリィンの剣士としての力量は出会った時と比べると飛躍的に成長していた事で決着のタイミングであると悟ったシズナはリィンと文字通り互い命懸けの勝負となる”死合”をする事を決めてリィンに”死合”を申し込れ、一人の剣士としてシズナの考えを改める事はできない事を悟っていたリィンもシズナの”死合”の申し込れを承諾した。

二人の”死合”の結果、死闘の末勝利したのはリィンであった。”死合”後治療を終えたシズナは”本気”の自分に勝利したリィンこそが自分の伴侶に相応しいと決め、リィンに夜這いして自らリィンと結ばれ、強引にリィンの妻にして使徒の一人になった。そして人間の年齢での還暦を迎えたシズナは斑鳩副長の座を後任に譲った後、リィンの元へと向かいエリゼ達と共にリィンの傍でリィンを永遠に支えていくこととなる。父の”八葉”と母の”黒神”の剣術を受け継いだ子供達はいずれも、ゼムリアとディル=リフィーナのそれぞれの世界で両親のように後世でも語られる程の偉大な剣士として活躍した。気が遠くなるような年月を経ても、戦場に君臨し、無双の強さを振るう黒髪と銀髪の剣聖夫婦の名は、戦場に出る者たちの間で畏怖され続けたという。また、互いを想い合っていた二人ではあったが、顔を合わせれば、言葉の代わりに剣を交わす事も多かったという。

後に周囲の者は語る。剣と剣がぶつかる度に、二人は他の者には見せぬような明るい笑顔を見せていた、と。







<伝説の魔女> ローゼリア・ミルスティン



ヨルムンガンド戦役後はエリンの里に戻り、魔女の一族の長として”全ての元凶”が滅びた事で”使命”を失った一族が新たな未来へと歩めるように一族をまとめあげた。後に魔女の一族は起動者の死後新たな起動者が現れるまでの騎神達の管理を行いつつ、世代交代によってヨルムンガンド戦役の事実が歪
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