暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第126話 ご先祖様現る!ルネアス・グレモリーの語るその血の秘密!
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「私はね、お師匠様の遺体から血を抜き取って自分の体内に輸血したの。ゆっくりと徐々に大量の血をね」
「えっ……何故そんな事を?」
「あの時の私はどうかしてたの、なんでもいいからお師匠様と物理的に混じり合いたいって暴走しちゃってたんだ」


 俺はルネアスさんのまさかのカミングアウトに若干引きながら質問を返すと、彼女は目のハイライトを消しながらにっこりとほほ笑んでそう言った。こ、こえぇ〜……


「そしたらね、体が熱くなって気が付いたら髪が金髪に変わってすごい力が湧いてきたんだ。悪魔の血がサイヤ人との血と相性が良かったのか、それともたまたま私が特別だったのか理由は分からないけどとにかくサイヤ人の力を使えるようになったんだ。そして私はその後も名を上げていき遂には72柱の一角にもなったんだ」
「そんなことがあったのですね……」


 ルネアスさんの話にジオティクスさんがそんな事があったのかと呟く。グレモリーの誕生の話を聞けて嬉しそうだな。


「でもそれならなぜ僕や父たちの他のグレモリーはそのサイヤの力を使えないんですか?」
「確かに……主人はともかく超越者と呼ばれる程の才能を持つサーゼクスですらそんな力は使えなかった。それがなぜリアスだけに?」
「簡単な事だよ、私がサイヤの血を封印したからさ」


 ジオティクスさんとヴェネラナさんの問いにルネアスさんはサイヤの血を封印したと話す。


「どうして封印をしたのですか?」
「それはサイヤの力を隠す為さ。私の力に興味を持った悪魔たちが何人も嗅ぎまわっていてね、しつこかったんだ。そして私も純潔として血を残す為に信用出来た悪魔の男を婿にしたんだけどその際にサイヤの血を封印した。理由は分かるだろう?」
「悪用されるのを防ぐためですね」
「その通り、花丸だね」


 リアスさんは何故封印したのかと聞くが俺は理由が分かりそれを呟くとルネアスさんが花丸をくれた。


「悪魔は強欲だからね、絶対に私の力を我が物にしようとする奴もたくさんいた。子孫に万が一サイヤの力が受け継がれたら狙われるのは分かっていたしなによりお師匠様の力を私以外に使わせたくなかったのよ。だから魔力の半分以上を消費して強固な封印を施したの。因みにその影響で私は定期的に眠りにつかなければならない体になってしまったの」
「じゃあ初代様が定期的に眠りに入られるのは精神的な若さを保つためでなくそれが原因で?」
「そういうこと。まあ結果的に精神も若くいられているんだけどね」


 ルネアスさんの説明にジオティクスさんは彼女が定期的に眠りに入る本当の理由を知って驚き、彼女はウインクをして肯定する。


「でもリアスちゃんはその封印を解いてしまった。正直封印を解かれるとは思っていなかっ
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