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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第126話 ご先祖様現る!ルネアス・グレモリーの語るその血の秘密!
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じ取ってしまったようだったわ」
「それでどうなったんですか?」
「その悪魔は今でいう上級悪魔のような強さだったけどその子供はあっという間にその悪魔をのしてしまったの」
「もしかしてそれが……」
「ええ、サイヤ人……私のお師匠様である『孫悟空』よ」


 俺の問いにルネアスさんは頷きサイヤ人と言った……って孫悟空!?


「孫悟空ってまさか……!?」
「こっちの孫悟空とは何も関係ないわ、名前が一緒なだけよ。まあ猿みたいな尻尾はあったけど……」


 孫悟空という名前に俺は西遊記に出てくる有名な猿の神様を思い浮かべたがどうやら何も関係はないらしい。


「その後色々あって私は彼に弟子入りしたわ、最初は断っていた彼もここが異世界だと理解すると渋々引き受けてくれたわ、まあその時は異世界なんて私は知らなかったけど」
「悪魔が人間に弟子入りしたんですか?」
「弟子入りしたのは彼が利用できると判断したからね、実際に他の悪魔の相手をしてくれたから私も助かったの」
「悪魔らしい考えですね」


 俺はルネアスさんの話に冷や汗を流しながらそう呟いた。したたかな人だな。


「でも一緒に何年もいたからか情が湧いちゃって向こうも食べ物をくれる私に気を許してくれたのか色々な事を教えてくれたの。自身がいた世界の事、ドラゴンボールのこと、サイヤ人の事をね。リアスちゃんが使う謎の力は『スーパーサイヤ人』という状態でサイヤ人はその状態になると凄まじいパワーアップが出来るのよ」
「スーパーサイヤ人……それが私の力の正体なのね」


 ルネアスさんの説明に出てきたスーパーサイヤ人という言葉、それを聞いたリアスさんは自分の変化した髪をいじりながらそう呟く。


「因みにドラゴンボールって一体何なんですか?」
「星がかかれた球で七つ集めるとどんな願いでもかなえてくれる龍が現れるアイテムらしいわ。実際にそれをめぐって争いが何度も起きたって聞いたわね」
「どんな願いでもですか!?凄いアイテムですね……」
「争いが起こるのも納得だな、ある意味GODよりもヤバいんじゃないか?」
「実際お師匠様が子供だったのもそのドラゴンボールのせいらしいし最終的にはそのドラゴンボールから生まれた邪悪な存在と戦ってその後に一緒に世界から消えたらしいわ。だからこの世界に来た時はどうしてか分からなかったって言っていたわね」


 リアスさんはドラゴンボールがなんなのか質問するがどんな願いでもかなえると聞いて大層驚いていた。俺もGOD以上にヤバい代物だと思いそんなものがこっちには無くて良かったと思った。


 その孫悟空という人は最後にはドラゴンボールと一緒に自身がいた世界から消えたらしい、でも何故かD×Dの世界にいたみたいだ。


「一応
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