暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第126話 ご先祖様現る!ルネアス・グレモリーの語るその血の秘密!
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女性を見たリアスさんは目を丸くして驚いていた。


「お祖母さまってリアスさんのお婆ちゃんって事ですか?」
「はい、彼女は先代の当主キシス・グレモリー様です。隠居されてからは政などには関わらないスタンスを取られていますが今回はあの方も初代様に会うためにここに来られました」


 俺も疑問にグレイフィアさんが答えてくれた。流石悪魔だ、全然年を取ってるようには見えないな。


「久しぶりね、リアス。元気そうで何よりだわ。そして貴方がリアスがお世話になってる一誠という方ね。初めまして、私はキシス・グレモリーといいます」
「初めまして、兵藤一誠です」


 俺はキシスさんに挨拶をする。


「リアス、ジオティクスから聞きました。グレモリーの名を捨てたと」
「それは……」
「いろいろ言いたいことはありますがとにかく今は貴方が何事もなく生きていてくれたことが嬉しいわ。こっちにいらっしゃい」
「あっ……」


 キシスさんはそう言うとリアスさんを抱きしめた、リアスさんも目を閉じてその抱擁を受け入れる。


「お祖母さま、ごめんなさい。私は……」
「今は何も言わないで、ただこうさせて頂戴」
「はい……」


 俺達はその光景を胸を暖かくしながら見ていた。


「……ふう、ここまでですね」


 キシスさんは満足した様子でリアスさんから離れた。


「本当はもう少しリアスやジオティクス、それに一誠さんともお話をしたかったのですがこれ以上初代様を待たせるわけにはいきません。さあ行きましょう」


 キシスさんはそういうと森の中に進んでいく、俺達もその後を追いかけていった。


(そういえばお祖母さま、お父さまの事を『ジオたん』って呼ばないけど流石に状況が状況だし控えているのかしら?)
「どうしたんですか、リアスさん?なにか神妙な顔をしていますけど」
「あっ、いやなんでもないわよ。さあ行きましょうか」


 リアスさんの反応に少し首を傾げたが俺は気にせず先を進むのだった。




―――――――――

――――――

―――


「ねえイッセー、この辺りに生息してる猛獣って……」
「いやグルメ細胞があるようには見えないですね。ただD×Dで出会った生き物の中では破格の強さです、正直こんな強い奴をこっちで見るとは思っていませんでした」


 俺とリアスさんは森で見かける猛獣達の強さに驚いていた。流石に阿修羅タイガーなどのグルメ界の猛獣と比べたら弱いがそれでも強い奴が多いな、一番強い奴でサラマンダースフィンクスのような覇気を持つ奴もいたぞ。


「この森に生息している生き物は全て初代様が鍛えたものらしい」
「えっ、じゃあこの森はグレモリーが管理し
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