暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第126話 ご先祖様現る!ルネアス・グレモリーの語るその血の秘密!
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逞しくなったわね」
「お母様……」


 久しぶりに出会った親子は抱擁を交わした。


「本当ならもっと語り合いたいのだけど今日は時間が無いの」
「どういうことですか?」
「初代様は既に起きておられる、かなり無理をして頂いたので長くは起きていられないだろう。早速初代様の屋敷に向かおうと思うが大丈夫かね?」
「ええ、問題ありません」
「私も大丈夫よ」


 ヴェネラナさんが名残惜しそうに離れるとリアスさんは首を傾げる、そこにジオティクスさんが訳を話してくれた。


 急いだほうが良いと思った俺とリアスさんは揃って問題無いと話す。


「では行こうか、こちらだ」


 俺達はジオティクスさんに案内されてグレモリー家の地下深くに入っていく。


「この辺は私でも来た事がないわね」
「グレモリー家でも限られたものしか来れない場所よ、リアスが当主になったら教えるつもりだったの」
「それって……」


 リアスさんでもこの辺りは来た事がなかったようでそれについてヴェネラナさんが彼女が当主になったら教えるつもりだったと話す。


 それを聞いたリアスさんは何かを察した様子を見せるがそれ以上は何もしゃべらなかった。


 そしてさらに奥に進むと大きな魔法陣があるエリアに出た。


「この魔法陣は……」
「これは初代様の住まわれている屋敷に向かう唯一の魔法陣だ、これで初代様の元に向かうぞ」
「やはりそういうことね、お母様が言いたかったのは子の魔法陣の事だったんだわ。当主にしか教えないのも納得ね」


 俺の呟きにジオティクスさんが説明してくれた。それを聞いたリアスさんは納得した様子を見せる。


 そして俺達はその魔法陣で何処かにワープする、そこは見た事もない禍々しい植物が辺りを埋め尽くす森だった。


「ここは禁断の森だ」
「き、禁断の森!?冥界でも屈指の危険地帯じゃない!?」


 ジオティクスさんが呟いた禁断の森という単語にリアスさんが反応する。


「そんな危険地帯なんですか?」
「そうよ、この森に生息する生物は全てがとんでもなく強くてお兄様クラスの実力者でようやく入れるくらいには危険なの。過去に何人かの上級悪魔がこの森の生物を眷属にしようとして足を踏み入れたけど全てが逃げ帰ってきたくらいにね」
「それはとんでもない場所ですね……」


 リアスさんの説明に俺はなるほどと思った、この森から漂ってくる気配は確かに並じゃないな。G×Gの人間界にいたウォータイガークラスの気配を感じるぜ。


「お待ちしていました」
「お祖母さま!?」


 すると背後から誰かが声をかけてきたので振り返るとそこには紅の髪をもつ綺麗な女性がたっていた。その
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