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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第126話 ご先祖様現る!ルネアス・グレモリーの語るその血の秘密!
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side;イッセー


 旅行を終えて夏休みもあとわずかになった俺達は宿題を終わらせたり二学期への準備を進めていた。


「ねえイッセー、ちょっといいかしら?」
「どうしたんだ、リアスさん?」
「実はね、お父様から連絡があって初代様が起きたようで私に会いたいって話なのよ」
「えっ初代の人起きたんですか?予想より早いですね」


 リアスさんから初代グレモリーの方が起きたと聞いて俺は予想より早いなと答えた。サーゼクスさんの話では初代様を起こすのはかなり難しいかもしれないと聞いていたからだ。


「私ももっと時間がかかると思っていたんだけど私のこの力について話しをしたら本当に珍しく目を覚ましたようなの。そしてすぐに私に会わせてほしいと言ってるらしいわ」
「なんか急な話ですね。まあ会う予定だったので全然問題ないんですけど……それで行ってくるんですか?」
「それが何故か貴方にも会いたいって話らしいのよ」
「えっ俺もですか?」


 何故かその初代グレモリーという悪魔の方は俺にも会いたいらしい。


「なんで俺に?全く知らない人なんですけど……あっ、もしかして赤龍帝関係か?」
『悪いが俺は初代グレモリーなどとは一回も関わったことはない』
「そうか……」


 俺はドライグが関わってると思ったが本人も知らないようだ。


「あと私と貴方しか行けないの、初代様の居場所はグレモリーの者しか知ることを許されていないから」
「やはり狙われるからですか?」
「そうね、初代様達の世代は今じゃ考えられないほど殺伐としていたらしいわ。今も因縁が続いていたりするからその世代の人たちは絶対に身内以外に居場所は教えないわね」


 俺とリアスさん以外はいけないらしい。まあそんな大昔から生きてる悪魔なら恨みも星の数ほどありそうだしな。


「でも眷属すら駄目なんですか?」
「本当なら眷属も連れていけるんだけど私はグレモリーの名を捨てたからね。そんな私や部外者である貴方が初代様の住む屋敷に行けるのは本来あり得ないのよ」


 なるほど、そういう事か。それなら仕方ないな。


「そういう事だから時間を貰えるかしら?」
「ええ、俺は構わないですよ」


 こうして俺はリアスさんと共に初代グレモリーに会いに行く事になったんだ。


―――――――――

――――――

―――


「久しぶりだね、リアス。そしてイッセー君」
「お父様、お久しぶりです」
「どうもです」


 俺はリアスさんの父であるジオティクスさんに挨拶をする。妻であるヴェネラナさん、そして魔王のサーゼクスさんやグレイフィアさんも一緒だ。


「リアス、貴方の活躍は一龍さんから聞いているわよ。前よりも
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