【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第8章】なのはとフェイト、復職後の一連の流れ。
【第9節】背景設定8: 第14管理世界シガルディスについて。
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て、移民がその世界で新たに市民権を得るためには、その世界の公用語を一定の水準まで習得しなければなりません。それもあって、シガルディスへの移民を希望する者も滅多にいないのです。
しかも、シガルディスの当局は一貫して、わずかな数の移民希望者をすべて中央州(ハグジェルム群島)に住まわせていました。ある種の「移民隔離政策」ですが、そのため、今も東西の両大陸では生粋のシガルディス人が人口の100%を占めているのです。
【なお、これは余談ですが、先史ルヴェラ文明の言語は、閉音節(子音で終わる音節)が全く存在しないタイプの言語であり、当時のヴァドゥガナの公用語もまた、閉音節にとても乏しいタイプの言語でした。
そうした言語の話者たちから、長らく影響を受け続けていたためでしょうか。
後に、マグゼレナやザウクァロス、モザヴァディーメやアンドゥリンドゥなどでは、ルヴェラ語の影響で「音節末子音の種類が大変に限られているタイプの言語」が公用語となり、また、ゼナドリィやフェディキアやリベルタでも、ヴァドゥガナ語の影響で同様の現象が起きました。
また、文字においても、モザヴァディーメやアンドゥリンドゥでは「先史ルヴェラ文字」が、また、フェディキアやリベルタでは同様にヴァドゥガナ起源の「セルン文字」が、古来一貫して流用されています。】
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