【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第8章】なのはとフェイト、復職後の一連の流れ。
【第9節】背景設定8: 第14管理世界シガルディスについて。
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日が「10月1日」になるようにした暦です。
【ただし、純粋に母恒星の運行にのみ準拠しているため、『何月に31日(余り日)があるのか』ということも、『四年に一度の閏日が何月に入るのか』ということも、その年々によってまちまちとなっています。】
なお、昔のルヴェラの人々が勝手に定めた標準語は、今もそのままに「シガルディス標準語」と呼ばれています。
文字はシガルディス独自の「ファガル文字」で、計22文字の表音文字です。
(ファガルは先史時代の国家名で、下記のとおり、綴りはPAGALになります。)
古典標準語は完全に「綴りのまま」発音していましたが、その後、「唇音弱化」と「口蓋化」によって子音の発音が随分と訛り、母音の発音も二重母音がみな単母音として読まれるようになった結果、現代標準語では(地球の英語ほどでは無いにせよ)綴りと発音はだいぶズレてしまっています。
まず、ラテン文字における「X」字が、単独でksやgzといった「二個の子音」を表現するのと同じように、ファガル文字には、それぞれに「一字で」tw、dw、kw、gwの子音群を表現する文字が存在していました。
しかし、後に唇音弱化によってw音が消失したため、それらの4文字の「通常の」音価は、T、D、K、Gの4文字と全く同じになりました。
また、さらに後の時代には、T、D、K、Gと、S、Z、N、Lの8文字は、直後に母音のIかEが来ると、「自動的に」口蓋化するようになり、例えばEが来た場合には、それぞれ「チェ、ヂェ、チェ、ヂェ。シェ、ジェ、ニェ、リェ」のように発音されるようになりました。
ただし、Tw、Dw、Kw、Gwの4文字は、決して口蓋化しません。
(上記の12文字に、P、B、M、H、Rの5文字と母音のA、E、I、O、Uを表わす5文字を加えて、計22文字となります。地球のラテン文字と比較すると、余分な字が四つある代わりに、C、F、J、Q、V、W、X、Yに対応する文字が存在していません。)
また、唇音弱化により、P字とB字もそれぞれ「普通は」f音とv音で読まれるようになり、母音の「オ」と「ウ」もそれほどは唇を丸めずに発音されるようになりました。
擬音語などでp音やb音を使いたい時には、P字やB字の上に『原音のまま読め』という符号を付けなければいけません。
なお、現代標準語では、こうした「原音化符号」の他にも、もう一つだけ「口蓋化符号」という「発音区別符号」があるのですが、日常的な文章では、それらの符号はしばしば省略されてしまいます。
次に、古典標準語には「AI、EI、AU、OU」という4種類の二重母音がまだ残っていましたが、現代標準語では「綴りはそのままに」これを単母音として発音
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