【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第8章】なのはとフェイト、復職後の一連の流れ。
【第8節】キャラ設定8: ヴァラムディとフェルガン。
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二人は『現地の人々に迷惑をかけないように』と、まずは観光地化された第四大陸に渡り、宿泊施設にはただ一言、『探さないでください』と書き置きを残して脱走し、そのまま森林部に潜伏しました。二人とも、この種の逃亡生活には、もう慣れています。
しかし、管理世界の常識としては、『探さないでくれと言われたから、探さない』という訳にもいきません。
現地の自然保護隊は当然に、二人の捜索を始めました。
翌88年3月、管理局の自然保護隊はようやくジョスカーラ姉弟を見つけましたが、フェルガンはいきなり「炎熱変換資質」を使って周囲の森に火を放ちました。
この一帯は、まだ観光地化されていない「自然保護区域」だと言うのに、自然には起こり得ないほどの大火災です。管理局員たちは、突然の消火活動に追われ、ヴァラムディとフェルガンにはまた逃げられてしまいました。
フェルガンは正式な魔法教育を受けていないので、「力の加減」がまだ上手くできないのです。ヴァラムディにも、「自分が魔法を使う才能」はあっても、「他人に魔法を教える才能」はありませんでした。
こうして、同年の5月には、前の「第7節」にも書いたとおり、ヴァラムディ(20歳)とフェルガン(16歳)は、初めてエリオやキャロ(23歳)と出会うことになります。
【これ以降の「ヴァラムディとフェルガンの動向」については、「キャラ設定10」の後編を御参照ください。】
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