【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第8章】なのはとフェイト、復職後の一連の流れ。
【第8節】キャラ設定8: ヴァラムディとフェルガン。
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海域は「南北2000キロメートル・東西4000キロメートルほどの楕円形」で、その総面積は「およそ630万平方キロメートル」になりますが、陸地の総面積は今やそのわずか6.5パーセント(つまり、40万平方キロメートルあまり)にしかなりません。
(地球で言うと、日本の国土面積に毛が生えた程度でしょうか。)
また、居住域の「西部中央」に位置する最大の島「シクルーサ島」でも、面積はせいぜい3万平方キロメートル程度です。
(日本で言うと、九州よりも一回り小さいぐらいです。)
それから、その半分ほどの広さの島があと三つ、居住域の「中北部やや西寄り」と「中南部やや東寄り」と「東部中央」に一つずつあり、互いに遠く離れたこの四つの島だけは別格で、今もなお「王の島」と呼ばれています。
(かつて、これら四つの島の領主は、それぞれに「西の王」、「北の王」、「南の王」、「東の王」と名乗っていたからです。)
他には、数千平方キロメートル級の「大島」が12個。1000平方キロメートル前後の「中島」が80個ほど。平均で300平方キロメートル程度の「小島」がざっと400個ほど、といったところでしょうか。
100平方キロメートルにも満たない小さな島は「離島」という扱いで、より大きな最寄りの島に帰属しており、文化的にも政治的にも、独立性は全く保持できていません。
また、かつて「大島」や「中島」や「小島」の領主たちは、それぞれ「候」や「伯」や「小伯」を名乗って、最寄りの「王」との間に「献上と下賜」による「ごくゆるやかな臣従関係」を築いており、結果として、この世界はごくゆるやかに「四つの文化圏」に分かれていました。
(以下、それらを勢力の強い順に、それぞれ「西方州、北方州、南方州、東方州」と呼ぶことにします。)
そんな「小さな」世界ですから、惑星の総人口は今でも「ほんの4000万人あまり」で、これはもう何百年もの間、変わっていません。
(人口密度は、「平方キロメートル当たり100人ほど」で、おおよそ「人口増加が頭打ちになっていた、江戸時代後半の日本」と同程度、という計算になります。)
そのため、この世界はミッドチルダからもさほど遠くはなく、一応は〈中央領域〉に属しているにもかかわらず、今もなお他の諸世界から「相当に価値の低い世界」という評価を受けてしまっています。
【なお、ダムグリースの惑星本体は「標準」よりもやや小振りで、その質量は地球の8割強、赤道半径は地球の94%強(つまり、おおよそ6000キロメートル)です。
一方、衛星の方は、逆にだいぶ大柄で、その質量は月の1.5倍強、赤道半径は月の15%増し(つまり、おおよそ2000キロメートル)となっています。
しかも、その衛星の軌道
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