【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第8章】なのはとフェイト、復職後の一連の流れ。
【第4節】意外な取り合わせの合同訓練。(後編)
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ィオの味方は、ギンガとチンクとスバルとアインハルトとミウラの五名で、ギンガとチンクは基本的に攻撃担当(敵陣へヴィヴィオを奪還しに行く役)を、他の3人は基本的に防衛担当(自陣で敵のメガーヌ奪還を阻止する役)を演じます。
一方、メガーヌの味方は、ジャニスとジョルドヴァングとヴィクトーリアとエドガーとコニィの五名で、ジャニスとジョルドヴァングは基本的に攻撃担当(敵陣へメガーヌを奪還しに行く役)を、他の3人は基本的に防衛担当(自陣で敵のヴィヴィオ奪還を阻止する役)を演じます。
冷静に考えれば、相当な戦力差ですが、あくまでも「ジャニスの撮影会」が目的なので、敵方が強い方が面白いのです。
(しかも、パワーバランスの悪さは、第三勢力の介入の仕方で、いくらでも調整ができます。)
そして、いよいよシナリオの開始です。
まず、コロナは新デバイス〈ブランゼルU〉を使って、ゴーレムを2体、同時に起動しました。『離れた場所からでも、これらをバラバラに動かせる』と言うのですから、コロナの成長ぶりも大したものです。
(ルーテシアさんにも見てほしかったなあ。)
コロナは10歳の時に、最初のデバイスをルーテシアに組んでもらっており、それだけに、今回は「自分の手で造った自信作」を見てほしかったのですが……残念でした。
ゴーレムそれ自体には攻撃用の装備など何も無いので、ティアナとウェンディがそれぞれのゴーレムの肩に乗り、二人はザフィーラとコロナの指示に従って攻撃を担当する、という趣向です。
レイヤーで組まれた「廃墟と化した街」の中で、スバルとアインハルトとミウラは、ノリノリでジャニスとジョルドヴァングを迎え撃ちました。
もちろん、あくまでも「撮影会」なので、ジャニスが映えるように、ジャニスにはあまり本格的なダメージは与えないように、三人ともギリギリの線を狙って行きます。
【なお、ミウラは、この頃にはもう「両腕を使った抜刀」も完全に使いこなせるようになっていましたが、当然ながら、この撮影会では「ブレイカー」は封印しています。】
ジャニスが無事に、メガーヌを抱き抱えて自陣に戻って来たところで、撮影会は一旦、終了となりました。
休憩後、今度は「スラディオのリクエスト」に応えてメンバーを一部交代し、もう少しゴーレムの出番を増やす形で二回目の撮影会を行ないます。
これで、スラディオは大いに満足しましたが、一日目の午前は本当に撮影会だけで終わってしまいました。(笑)
昼食後は充分に休憩を取ってから、各人の要望も踏まえつつ、一対一の試合形式での実戦訓練が行なわれました。
ザフィーラも参加しましたが、さすがに強く、対戦相手はみな、『試合をしている』と言うよりも、むしろ『稽古をつけてもらって
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