【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第8章】なのはとフェイト、復職後の一連の流れ。
【第3節】意外な取り合わせの合同訓練。(前編)
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のことなのかは解るけど……。)
スバル「それじゃあ、私たち、どうせメグミの卒業式には出られないんだし……いっそのこと、この休暇を利用して、また久しぶりにカルナージで自主トレとかして来ない? 私も昇進に際してちょっと鍛え直したいし、今からなら、まだ予約も取れると思うんだ。日程は……前後に一日ずつ余裕を取って『24日からの3泊4日』ぐらいでどうかな?」
ギンガ「それだったら、私たちも、24日の朝に晴れ着姿のメグミを学校へ送り出してから出かければ良いって訳ね」
チンク「私たちの引っ越しは、28日でも構わないし……いいんじゃないか?」
ウェンディ「アタシも行くっス。多分だけど、ティアナも大丈夫っスよ。ディエチとノーヴェはどうっスか?」
ノーヴェ「私は早めに栄養士や保育士の資格も取っておきたいし……悪いけど、正直なところ、今はちょっと体を動かすような気分じゃないんだよなあ」
ディエチ「私まで家を空けたら、一体誰が動画を編集するのさ。(笑)いいから、四人で行っておいでよ」
チンク「お前には、いつも裏方仕事ばかり引き受けさせて、済まんな」
ディエチ「いいよ。ウェンディの言うとおり、人にはそれぞれ、向き不向きがあるからね」
スバル「じゃあ、私はティアやなのはさんたちにも呼び掛けてみるよ」
スバルはそう言って、食堂から席を外しました。
そして、まずはティアナ(28歳)にその話をすると、彼女は「渡りに舟」とばかりに飛びついて来ました。
聞けば、つい先程、アインハルト(20歳)の方から『明日には研修も終わって年度末の調整休暇に入るので、来月から執務官としての仕事を始める前に、もう少し自主的に訓練を積んでおきたいと思ったのですが、フェイトさんからは「今やっている仕事が来月下旬まで、下手をすれば再来月まで続く」と言われてしまいまして……』と頼りにされてしまい、ティアナも『それなら、自分も今やってる書類仕事が、明後日には多分……きっと片付くはずだから、その後、また何人かで集まって訓練をしましょう』と答えておいたのだそうです。
「だから、その日程なら、私とアインハルトは確実に参加するわ。あの子には私の方から伝えておくけど……私はあと二日ほどこちらの作業から手が離せないから、参加者の募集とかホテルの予約とかは、そちらで全部やっておいてくれない?」
期日の迫った書類仕事に追われて、心理的にはあまり余裕が無い状況なのでしょう。ティアナはそう言って、スバルにいろいろと「丸投げ」しました。
そこで、スバルは次に、なのは(31歳)に連絡してみたのですが、残念ながら、今回はなのはの予定はもう埋まってしまっていました。
『先月のうちに連絡をもらえていたら、まだ何とか日程を調整するこ
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