SAO:アインクラッド〜神話の勇者と獣の王者〜
神話剣と太陽の帝王
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のこぎりの刃のように接続させた。
「《太陽剣》《帝王剣》複合スキルさ。これがあるってことは、この二つのスキルは在るべくして在るってことだよ。……《アメンラー・インティカ》」
「……!!!」
避けようとしたセモンを、しかし数日前のキリトの様に、ビットたちが押さえ込んでいた。
「動け……ない!?」
「Goodnight,《神話剣》」
セモンはせめてもと《草薙の剣》を水平に構え、シャノンの攻撃を受けたが……
ピシッ!!…………バキイィ!!
異質なサウンドと共に、セモンの《草薙の剣》は真っ二つに折れ、ポリゴン片へと姿を変えた。
そして、セモンに、シャノンの剣先がヒットした。
「がっ……ああああ!!!」
それは、圧倒的な防御力を上回り、セモンのHPを残り数ドットにした。
<Winner is Syanonn!!>
という表示が浮かび、同時にセモンは倒れた。
「セモン―――――――――――!!!!」
コハクが絶叫し、観客席から競技場に躍り出る。
「お、おいコハク!」
「コハクさん!」
セモンを助け起こすコハクを一瞥したシャノンは、ビットを従えて去って行った……。
*
「あーあ、あーあ。終わっちゃった。つまんない、つまんないよ」
「大人げないなぁ《太陽剣》。昔の仲間なんだろ?それにしてもいいな、あのセモンって子。あんな可愛い彼女さんが……」
「何よカガミ君。私が可愛くないって言いたいの?不満なの?欲求不満なの?」
「そ、そんなワケないじゃないか!後欲求不満と違う!」
観客席の一角。一部始終を見守っていた三人がいた。
その腰には、それぞれ《二本ずつ》の武器が吊られていた。
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