暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはvivid 車椅子の魔導師
十二話
[9/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を見た結果。そこまでレベルは高くなかった

控室を出て、外にいた先生の後に続いてフィールドに向かう

「では健闘を祈る。無理はするな」

珍しいな。この先生がそんな事を言うなんて……

「ええ。ありがとうございます」

そうとだけ言い、フィールドに入る

「ッ!!」

フィールドに入った瞬間、頭の中で何かが暴れている感覚に襲われる

昔の記憶がドンドン、フラッシュバックする……

つい、片手で頭を押さえてしまう

≪マスター!!≫

大丈夫だよ。ロンド。逃げちゃダメだ。ちゃんと向き合うんだ……

「……すー……はー……」

大きく深呼吸をして、落ち着かせる

「うん。大丈夫。行けるよ」

≪はい!やりましょう!≫

フィールドの中心に行く前に車椅子のひざ掛けを掴んで、一気に立ち上がる

その瞬間、観客席がざわついた

「ロンド」

≪はい。浮遊魔法を起用します≫

                      ・・・
そして、足に浮遊魔法を使い、立っている状態に見せる

その状態で相手と間、三メートル地点まで行く

相手は汎用型デバイスで、剣型。近接系ですか

「ロンド。Set up」

≪Set up≫

バリアジャケットが展開される。僕のバリアジャケットは黒と鈍銀色を基本としたコートタイプの羽織に動きやすいタイプのズボン。そして手には指だけが出たレザーライトグローブ

≪あちらも準備は出来てるみたいですね≫

あっちもバリアジャケットを展開し、準備万端って感じだ

「では試験、開始!」

開始の合図と同時にシューターを二つ展開し、撃ちだしてくる

「へー。二発だけど、展開速いね」

でも、僕も一撃目の準備は終わってるんだよね。右手にバチッと電気が走る

「ま、届かないよ」

右手を振り、溜めておいた電撃をシューターにぶつける

「むっ……」

衝突した瞬間、大量の煙幕が視界を覆う

「煙幕弾……」

アスみたいですね。こんなに多くはださないけど

「はぁ!」

後ろからの襲撃。はっきり言って、まるわかりかな

「はいはい。わかってたよ」

少し首を動かして避け、腕を掴みそのまま背負い投げをする

でも、地面につく前に手を放したから、バウンドして吹っ飛ぶ

「煙幕弾で視界を覆い、後ろからの襲撃で最初の一撃を取るってところかな」

誰でも思いつくね。でも、このパターン昨日も見たような……

「それじゃあ、ロンド。行くよ」

≪はい≫

僕は魔力変換資質で変換した魔力を両手両足の指先に集中させる

「雷装……展開!」

僕の両手両足には巨大な雷の爪が展開された


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ