暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはvivid 車椅子の魔導師
十二話
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達は次元港に直行」

それが昨日、ノーヴェさんからのメールで知らされた詳しい内容だった

「次元港って事は合宿場所は他の次元世界か?」

「そう言う事になるね。アインハルトさんも参加するんだよね?」

「あ、はい。昨日、ノーヴェさんからお誘いいただきましたので……」

アインハルトさんは別ルートで合流だね。詳しいところにはそんな事、書いてなかったから

「私はノーヴェさんと合流してですね」

「じゃあ、次元港で会えるんだよね?」

「はい。ミルテさん」

ミルテとアインハルトさんは昨日の一戦から、さらに仲良くなった

「それじゃあ、今日はお前だな……。クロム」

「うん。わかってるよ」

昨日試した事も上手くいったし、大丈夫のはずだ

「頑張ってね。クロムくん!」

「頑張って下さい。クロムさん」

二人から応援されちゃ、負けるわけにはいかないかな

「一応、レイヴンで撮影しとくか……?」

「あ、うん。お願いしていいかな?アス」

「ああ……。了解」

キーンコーンカーンコーン

昼休み終了のチャイム。さて、これから模擬戦場に向かわなきゃならないね

「じゃあ、行ってくるよ」

「ああ…」

「いってらっしゃい」

「はい」

三人は後々、観客席の方に来るっては言ってたから大丈夫だね

「さて、ロンド」

≪はい。あれだけ試したんです。大丈夫です。上手く出来ます≫

うん。そうだね

僕は少しスピード上げて、模擬戦場に向かった


模擬戦場の控室は広く作られている。それはランダム組が圧倒的に多いからである

「やっぱり多いね」

≪そらそうですよ≫

速めに来たと思ったけど、もう十数人は来ていた

さて、組み合わせは……

控室の奥の方にランダムの組み合わせが掲載されている。別に試合前に呼ばれるから、見なくてもいいんだけど、対策とかを考えたい人とか見るんだよね

「僕は……あった」

第五試合。早い方だね

≪相手の方は聞いた事ありませんね≫

「んー…確かに、一年で強いって言われるのってリーヴァとかだもんね」

てことはほとんどわからないってとこかな

「待機してようか」

≪はい。試合は他の試合はどうしますか?サーチャーは予め飛ばしてありますから、リンクすれば見れますが……≫

「じゃあ、お願い」

昨日見ていたところに仕掛けたのか、その場所から見た映像がモニターに映し出される

さて、自分の試合までは観戦してようか


「クロム・エーレン。そろそろだ。準備しろ」

「あ、はい」

突然、扉が開き、先生がそれだけ言って、出て行った

とりあえず僕の前の四戦
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