十一話
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かない。多分、突っ込んだら危ないんだろうけど、とりあえずは接近しない限りは何もわからないし!
アインハルトさんの一歩手前で足を着き、そのままの勢いで攻撃に入る
「やぁ!」
「……」
相当な勢いのあった攻撃を左手一本で受け止めてしまう。やっぱりそうだよね
「いきます…!」
右手で槍を殴り、上へ弾く。そのまま右フックが飛んでくる
「おっと」
ギリギリ防御が間に合った!でも一撃が重い。もの凄く踏ん張らないと吹っ飛ばされちゃいそうだよ
「接近戦は大得意だよ!」
「それは私もです」
腰を低く落とし、高速で槍を突き出していく
「とりゃーーーー!!」
でも見切ってるかのように余裕で避けられてしまうアインハルトさん。だったら…!
≪加速します≫
もっと、もっと速く!
「っ!!(攻撃の速度が上がった?)」
少し焦ったみたいだけど、それでも冷静に対処されてしまう。ホントに本気じゃないと難しいみたい
「せいやっ!」
突くのを止め、隙が出来ないようにブーストギアを使って、素早く後ろに下がる
距離は精々5、6メートル。すぐには詰められない距離のはず……。ましてや昔のクロムくんみたいな技法を持ってるわけじゃない。少し焦ってたのかも知れないね
「落ち着いて行こう。ちゃんと冷静に対処出来れば、勝てるよ」
≪その通りです。レディ≫
じゃあ、落ち着いたところで……
「エシェル流回転斬撃波!」
ブンブンと槍を回し、槍の先の部分から斬撃を飛ばす。無差別に飛んでいくのはたまに傷だけど、威力は凄いよ!
アインハルトside
――――強い
ミルテさんは今まで槍を扱う人達と戦った中で一番強い。そして、1人の武人としても十分な強さを持っています
これは気を抜いて連撃でも喰らえば、負けてしまうかもしれないですね……
「エシェル流回転斬撃波!」
ブンブンと槍を回し始めるミルテさん。なんでしょうか?
そう思っていた瞬間、光の斬撃が飛んで来ました
「っ!?」
咄嗟に避け、体勢を立て直す。なるほど、槍を回転させる事によって作り出される斬撃を遠心力で撃ちだす。無差別ですけど、それもコントロール出来れば脅威となるでしょう。ですが……
「覇王流旋衝破」
こちらに向かってきた斬撃を受け止めて投げ返します!
「いっ!?」
回転させるのを止め、跳ね返ってきた斬撃を避けるミルテさん
では、攻めさせていただきます!
ミルテside
あっちもすぐに避けたけど、これに対処するには時間がかかるはず…!
「覇王流旋衝破」
あっちも何か技を使ってきた!
向かってきた斬撃を受け
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