十一話
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撃が吸収されてます!?≫
「なっ!?」
吸収だと……!?
「きっちり返すぞ!!この砲撃!!」
さらに強くなるエメラルド色の光
「魔剣・緑光斬撃刃!!」
大剣を両手で持ち、こちらに向かって振りぬく。完全に吸収しきってなくても放てるのか……!
「だけど斬撃の前には吸収しきれなかった砲撃が…!?」
砲撃を切り裂きながら向かってくる斬撃。技どうしのぶつかり合いではあちらの方が上手だったと言うことだ……
「ダメか……」
最後の最後でやられた……。俺の……負けだ
「切り裂けえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
そんな声を最後に俺の意識は刈り取られた……
クロムside
「勝者、リーヴァ・セルイド!!」
アスの試合は最後の最後でリーヴァに隠し玉を使われてしまい、アスの負けとなってしまった
≪惜しかったですね。アス様≫
「うん。あれだけ善戦出来れば十分だよ」
リーヴァだって、今は無理して立ってるけど、あんな爆発を何度も喰らってるんだ。ギリギリだよ。今回はリーヴァの粘り勝ちだけど、アスはこの試合で色々と掴めたはずだよ
アスとリーヴァは教師の手によって医務室へと連れていかれる
「さて、後はミルテとアインハルトさんの試合だね」
≪はい。でも驚きましたね。まさか、高速機動と収束魔法を使えるようになっているとは……≫
「アスは昔から誰にも見つからないように特訓して、こう言う試験とかでいつも使ってたからね。今回は専用デバイスも一緒に驚いたけどね」
しかもインテリ型だし、多分ランクA以上のデバイスだと思う。これでインターミドルの参加条件であるランクB以上のデバイスの所持は大丈夫だね
「さて、ミルテ達の試合までは録画しなくていいよ。他の試合を眺めてよ」
≪はい≫
指名組の試合は一年から三年まで全部合わせて38試合。学年順でやっていくから、一年生だけなら12試合だって聞いたかな?
だけど、アスの試合から10試合。ミルテとアインハルトさんは一向に出て来なかった
「うーん。まさか一年の試合の大取?」
≪残り1試合ですから、多分そうでしょう≫
アスとリーヴァの試合以降、これと言ってレベルの高い試合はなかった。これは少しは期待しとこうかな
≪あ、出てきましたよ≫
右側から入ってきたのはミルテ。結構落ち着いてるね
「1年最後はミルテ・エシェル!」
いつものような柔らかい雰囲気ではなく、1人の武人と言う雰囲気を纏っているミルテ。あのミルテを見るのも久々だよね
「指名はアインハルト・ストラトス!」
反対側から出て来るアインハルトさん。こちらはいつもにも増して気迫が凄い。心が弱い人はあれだけで気
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