十話
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ミルテとも結構仲良しだし、決着とかはあんまり関係ないように見えるなー
「アスは誰に挑むの?」
「男子で近接戦を得意とした奴だな……。まだ目星はつけてない…」
近接戦を得意とした人ねー。あ、1人いたかな
「隣のクラスのリーヴァは?確か、バリバリのパワーヒッター型だったと思うけど?」
リーヴァとはリーヴァ・セルイド。自作の大剣型のアームドデバイスを使うバリバリのパワーヒッター型の魔導師。昔はよく僕を指名してきた。男子の中では近接戦なら信用して背中を預けられるかな?
「俺と相性が悪すぎるな……」
「そんなんでインターミドルに出る気?」
対戦相手との相性が悪いとか言ってたら悪いけど、地区選考会で落ちる可能性だってあるよ
「うっ……」
「アスは射撃型の魔導師。一発の質より、数で攻めるって感じのスタイルだよね。だったら、誘導弾とか使ってかく乱させるのも手だし、数で相手を足止めして、デカいので一撃必殺狙うとか色々やり方はあると思うけど?」
射撃型の魔導師が近接型の魔導師に勝てないなんてそんなものは先入観でしかないよ。知恵と戦略次第でいくらでも勝てるチャンスはある。
「ま、後はアス次第だよ」
「あ、ああ……。すまん…」
それでいいんだよ
「あの…インターミドルとは?」
アインハルトさんがそれはなんですかと言わんばかりの顔で聞いてきた
「あれ?ストラトスさん。インターミドル知らないの?」
「は、はい」
ま、覇王の悲願だなんだで通り魔やってる人がインターミドルに出てるなんて思ってなかったけどね。まさか、インターミドルの存在自体知らないとは……
「インターミドル・チャンピオンシップ。全管理世界の10代の魔導師達が個人測定ライフポイントを利用して、スポーツとしての魔法戦技術を競う公式大会の事でね。DSAAとも呼ばれてるんだよ」
「DSAAですか?」
「Dimension Sports Activity Association公式大会インターミドル・チャンピオンシップが公式名称だ……」
「ついでに出場資格は10歳から19歳までの魔導師だよ。局員とかじゃなくても参加できるよ」
ミルテ、アス、僕の順で説明していく
「それにクルスさんが出るのですか?」
「ああ……」
ま、この実技試験はそれを止めるかどうかも兼ねてるからね。リーヴァを指名して、どこまで善戦できるかだね
「ま、試験についてはみんな頑張ってよ。見て行くつもりだから」
実技試験は一応、試合形式で行われるので見ることも出来る
「一応、試合風景は撮っておくから、後で反省に使って」
「ああ…」
「うん!ありがとう!」
「助かります」
さ
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