十話
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び場も、もう準備万端だって!」
「おおー!」
今回のお休みはママ達の引率でみんな一緒に異世界旅行!
「よーし。じゃあ、楽しい試験休みを笑顔で迎えるためにっ!」
「目指せ!百点満点!」
「「おーーー!!」」
百点目指して頑張るぞー!
クロムside
「それにしても、随分仲良しになったんだね。高町ちゃんと」
「そ、そうですか……?」
普通にあれは仲良しにしか見えないよ
「ま、あのほとん会話にも参加しない、格闘技一本だったアインハルトさんがここまで変わるなんてね」
≪高町様のおかげですね≫
「そこまで無愛想ではありません…!」
あら?少し怒っちゃったかな?
スタスタと速足で階段を上がっていくアインハルトさん
「あ、ちょっと待ってよ!」
「知りません……」
そんな殺生な……
≪ま、この頃はこのリハビリもストラトス様に協力していただいてましたし、久々に自分の力でやってみては?マスター≫
「はぁ。そうだね。いつまでも頼るわけにもいかないしね」
久々に味わう激痛はどこか懐かしくも感じちゃった僕だった
「今日も試験かー」
≪どうしたんですか?≫
「今日の最後にあるフィジカルの試験だよ。僕は誰も指名はしないから、ランダムで組まれるでしょ?」
≪そうですね≫
まだ試験は残ってはいるけど、前半の区切りと言えるのがフィジカルの試験。言い換えれば実技試験だね。
「今年も順位低いだろうな」
≪仕方ないと言えば仕方ないですが…。ま、初等科五年の前期まではずっとランクS、順位一位で頑張ってましたからねー。去年はランクDで157位でしたし≫
五年の後期はランクFで最下位。筆記試験の方でなんとか稼いでたから、補習とかはなかったけど……
「昨日までの筆記試験の出来は上出来。今日は筆記試験とフィジカルがあるからどうかな?」
≪あれ?マスターは前半組でしたか?≫
「え…?確かそうだったような……」
机の中からテストの予定表を取り出す
「あ、今日は指名組がやるからランダム組は後半組にまわってる」
それでも明日まで執行猶予が伸びただけのような……
≪でしたら、今日はミルテ様とストラトス様の試合がありますね。アス様も指名組ですよね?≫
「そうだね」
「なんだ……?俺らの話か…?」
何時聞きつけたのかはわからないけど、噂をすれば影とやら。三人が僕の机の回りに来ていた
「ま、そんなとこ。三人共、指名組でしょ?」
「うん。でも正確には私がストラトスさんを指名するからアインハルトさんは巻き添えみたいな感じだけどね」
「そこで決着をつける約束ですから」
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