八話
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んが押さえていてくれた区民センター内のスポーツコート
「はてさて、どんな結果になるかな」
どちらも動きやすい服に着替え、正面から対峙している。ノーヴェさんは審判って事で中央にいる
「ねぇ。クロム。どうなると思う?」
スバルさんがしゃがんで話しかけて来た……
「どうと言われてましても……。予想としてはアインハルトさんの勝ちでしょうね。高町ちゃんとは拳を交えた事がないので、ちゃんとした強さとかはわかりませんが、あの歳であそこまで行ける人は早々いないでしょう」
アインハルトさんに反撃の隙を与えなければ、見えてくるかも知れないけど……
「自分より強い相手に反撃の隙を与えずに戦うのは難しいわね……。確かに距離を取っても得意距離に持ち込まれて終わりだけど」
ティアナさんも会話に入ってくる……
「アインハルトとヴィヴィオも得意距離は同じだから、そこは関係ないと思うよ?やっぱり出て来るのは実力と経験の差かな〜」
「そうですね。踏んだ場数はアインハルトさんの方が多いですからね」
通り魔の時だって、決して弱い人達と戦ったわけではないはずだからね。有段者がほとんどだったはずだし……
「じゃあ、あの、アインハルトさん!よろしくお願いします!」
「―――はい」
軽く拳を振って、ウォーミングアップをする高町ちゃん。それに対して、動かすを事はせず、静かにその様子を見ているアインハルトさん
「あのー司書さん?」
「どうかした?ウェズリーちゃん」
話しかけてきたのはウェズリーちゃん。そろそろ始まるから手短にお願いしたいな
「えっと、なんでアインハルトさんと一緒に?」
「なんでって、クラスメイトだしね。ノーヴェさんにも来ないかって誘われてたから」
「中等科の一年生だったんですか」
僕より先輩だって思ったのかな?
「それより、ほら始まるよ」
「あ、はい」
視線を二人の方に向ける
高町ちゃんは既に構えており、それに続いてアインハルトさんも静かに構え、足元に魔法陣を発動させる……。身体強化かな?いや、違うかな
「んじゃスパーリング4分1ラウンド。射砲撃や拘束はなしの格闘オンリーな」
魔法なしのガチな格闘戦か。これはアインハルトさんに分があるかな?
「レディ…ゴー!」
開始の合図と共に高町ちゃんがその場で細かくステップを踏み始めた……。
≪あれは…歩法ですか?≫
「少し違うかな。ボクシングで使うステップに少し似てるけど……」
あれって、ジャンプして着地の瞬間に動くから足元見てもどっちに動くかとかはよくわからないんだよね
アインハルトさんもどこで来るか見てるね。でも……
「っ!?」
高町ちゃんが移
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