七話
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やって維持してんだ?」
「親戚に学校と家、生活費の援助はしてもらってるんです」
せめてもの情けだって言ってたかな?
「じゃあ、ここで待ってて下さい」
玄関の前でノーヴェさん達を待たせる。流石にこの部屋に入れるわけにもいかないしね
≪そうですね〜。こんな生活感MAXな部屋、女性には見せられません≫
余計な事を言うな。ロンド……
僕の部屋は、まぁ片付いてない。服から何から散らかったままなんだよね
「週末には掃除しないとね」
≪虫が湧かないだけ奇跡ですね≫
流石に虫もこんな高いところまでは来ないと思うけど
部屋に行き、制服に着替える
「もう少し、着やすかったらな」
≪マスターを標準で作ってませんからね。それを言うなら、特注で作ってもらえばよかったじゃないですか≫
「そこまであっちに迷惑はかけられないよ。だたでさえ、あっちは嫌々支援してくれてるんだからさ」
我が儘なんて言える立場に最初からいないよ
「よし。これでいいかな」
約五分ほどかけて、制服を着る
「今日の時間割は……」
≪今の時間だと、二時間目ですね。あちらにつくのは三時間目の途中ですね≫
良かった。四時間目の魔法学には間に合いそうだね
「準備も出来たし、行こうか」
≪はい≫
部屋を出て、ノーヴェさん達と一緒に学園まで行く……
「んじゃここまでだな」
「はい。ありがとうございました」
「ありがとうございました」
お世話になりっぱなしだったね……
「んじゃまた放課後にな」
「……はい」
ノーヴェさん達が見送る中で僕とアインハルトさんは少々遅い登校をしたのだった……
「それで?言い訳はあるの?クロムくん」
「え、あ、えーと……」
遅刻の理由とアインハルトさんが何故一緒だった理由を考えて、ミルテの真っ黒の笑顔に耐えるのに精神力を大幅に削ったのは言うまでもないよ……
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