七話
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。どちらを出しますか?≫
「いや、総合の方で出して」
データベースって言うのは、学園の図書館の本と無限書庫の本の中から必要な情報を引っ張って来れるプログラム。一応、自作ね
モニターが二つ、僕の両手の先に現れる
≪キーワードは?≫
「古代ベルカ・聖王戦争時代・ベルカの王でお願い」
膨大だけど、どうせ時間潰しの調べものだし……
≪では表示します≫
さらにモニターが五つ増えた。これでも厳選してるから、この数で済んでるんだと思うけどね
「ん?クロム、何やってんだ?」
あれ?ノーヴェさん。アインハルトさんと話してたんじゃ……
「少し調べものです」
「調べもの?何の」
「古代ベルカについてがほとんどですね」
あらかたは諸説とかも読んではいるんだけどね。今回は少し深いとこまで見てるだけ
「あーそうか。そろそろ、行くぞ?」
「あ、わかりました」
≪一応、保存してきます≫
モニターを全て閉じる……
「お前は学校どうすんだ?」
「行きますよ。後が怖いので」
「なら、お前の家に一度行かねぇとな」
別についてこなくても……
「その足でどうする気だ?まだ痛み残ってるんだろ?」
「これぐらいなら、大丈夫ですよ」
ただ制服が少し着にくくなるだけで……
「でもよ」
「大丈夫ですよ。アインハルトさんは学校は……」
「あいつも行くってよ」
だよね。アインハルトさんに限ってそれはないか
「んでよ。今日の放課後、あいつに少しスパーやらせるんだけどよ。お前も来てくれないか?」
「別にいいですけど、誰とですか?」
アインハルトさんとスパー。普通の人だったら、瞬殺だけど
「それは来てみてからだ」
まぁそれもいいか……
「では僕は家に一度戻ります。ついて来なくていいので、アインハルトさんを学校までお願いします」
「お前はまた……」
ノーヴェさんは呆れたように言う
「アインハルト、少し時間食ってもいいか?」
「……はい。大丈夫です」
アインハルトさんまで巻き込むつもりだよ。この人……
「と言うわけだ。行くぞ。クロム」
「はぁ……。もう何もいいませんよ……」
この人は強引すぎると思うんだけどな。ホントに……
スバルさんとティアナさんまでついてくると言ってきたので、最終的にあの場にいた全員で僕の家に向かう事になっちゃったよ……
「このマンションか?」
「はい。ここの最上階です」
15階建てのマンション。その最上階に住むって結構勇気いるんだよ?
洗濯物干す時なんて落ちないかでハラハラドキドキだし……
「お前、ここどう
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