暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはvivid 車椅子の魔導師
六話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
技の授業は見学ですが、試験が近づくとちゃんと出ます。でも、休日にこんな戦いをしたのは二年間の内、今日が初めてだと思います≫

「そうか」

「ノーヴェ!」

どうやら、スバルが来てくれたみてぇだ

まずは、こいつらの治療が先だ


クロムside

「う……んん……」

あれ?僕は……どうしたんだっけか?

昨日、ノーヴェさんと一緒に帰って、それで……

「はっ!」

普通は起き上がるんだろうけど、足が動かないから起き上がれないんだよね……

「っぐあ!?」

意識が覚醒していくと同時に足に激痛が走った……

「そうだった。昨日、“覇王”と戦った時に……」

久々に立って、戦ったんだっけか。それの反動かな?

≪マスター!!起きたのですか!≫

どうやらロンドは近くにあるみたいだね

≪体の方は異常ありませんか!?≫

「両足が痛い事以外は問題ないよ」

それにここ、僕の家じゃないよね……?

「お、起きたか」

ドアが開き、誰かが入って来た。ノーヴェさんだ

「ノーヴェさん。ここは?」

「私の姉貴のスバルの家だ」

ノーヴェさんのお姉さんの家……?

「痛むところはあるか?」

「両足への痛みが酷いくらいです」

あのわりには平然な顔をしてないか?とノーヴェさん

「我慢は取り柄ですから」

「そうか。じゃあ、リビングに行くぞ」

「あ、はい。ロンド」

≪大変申し訳ないのですが、まだ上手く浮遊魔法を使えるまで魔力回復してないので、使えないのです……≫

あー…だよね。昨日、全魔力は足に込めたから……

「ノーヴェさん。お願いできますか?」

「あ、ああ」

慣れない手つきで僕を車椅子に乗せてくれるノーヴェさん

「これで大丈夫か?」

「はい。ありがとうございます。ロンド、動かせないほどないわけじゃないでしょ?」

≪それは大丈夫ですので、ご心配なく≫

ちゃんと車椅子を動かしてくれるロンド

先にノーヴェさんがリビングに出ててくれてる

「クロムの奴。起きたぞ」

部屋から出て、リビングに出ると、青い短髪の女性とオレンジの長髪の女性、そして元の姿に戻ったアインハルトさんがいた……

「あ……」

僕の姿を見て、顔を伏せてしまうアインハルトさん

はてさて、これはどうしようかな?



僕はこの少し重い雰囲気をどうにかする方法を考えるのだった……


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ