五話
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と思ってた
「初めまして!去年の学期末にヴィヴィオさんとお友達になりました。リオ・ウェズリーです!」
「ああ。ノーヴェ・ナカジマと」
「その妹のウェンディッス♪」
ウェンディさんの方が妹だったんだ。まぁ姉よりしっかりした妹ってのもどうかとは思ってたけど……。違ったみたいだね
「ウェンディさんはヴィヴィオのお友達で、ノーヴェさんは私達の先生!」
「よっ!お師匠様!」
ウェンディさんが茶化す……
「コロナ、先生じゃないっつーの!」
結構焦ってるね。てか照れてるね
「先生だよねー?」
「教えてもらってるもん」
「先生って伺ってます!」
純粋な言葉時として鋭い武器だね
「ほら」
「うっせ」
まだ弄るか。ウェンディさん
「それで?色々と済んだところで、ここに集まってどうするの?」
「あ、はい。これから公民館の方に行こうと思ってるんです」
公民館?ここからだと中央第四区の公民館になるけど……
「あ、確かにあそこはストライクアーツの練習場があるね」
「はい。見てくれるんですよね?」
ノーヴェさんも口が早いな……
「うん。まぁ参考になるかはわからないけどね」
「いえ、それでもお願いします」
高町ちゃんにもお願いされて、とりあえず、公民館に向かった
「結構、柔軟な動きするね」
≪はい。型に縛られてないのも、点数高いですね≫
高町ちゃん達のストライクアーツは見た結果、伸びしろのある、いい選手になれるって思えたものだった
「どうだ?チビ共は」
「みんなまだまだ伸びる。そんな感じですね」
「流石だな。やっぱりお前はこっち向きだよ」
僕を試したって事かな?なら間違いだ……
「僕はコーチには向かない人間ですよ」
「ヴィヴィオ達、どこをどう伸ばしたらいいか。わかってるんじゃないのか?」
まぁあらかたは……
「ノーヴェさん。貴女は僕を買い被り過ぎですよ」
僕はただ、過去の辛い事から逃げてる臆病者でしかない。そんな僕に人に物を指南するなんて資格、あるはずがない
「そうか……」
「すいません。昔の事と言っても、やっぱり吹っ切れなくて……」
ノーヴェさんは僕がインターミドルの常連だったって事は知ってるみたいだね
「ほら、高町ちゃん達待ってますよ?行ってあげて下さい」
こっちを見て、ノーヴェさんの事を呼んでいる高町ちゃん達。
「ああ。なら見てろ。私とヴィヴィオのスパー」
ノーヴェさんは更衣室に行き、動きやすい服に着替えてから戻って来た
「高町ちゃんは……変身魔法か」
「ヴィヴィオがずっと練習してきた魔法ッス」
あれで
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