暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはvivid 車椅子の魔導師
五話
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デバイスを全てメンテやら何やらしていたんだって聞いたかな?

「僕のデバイス、ロンドはマリーさんに作ってもらったデバイスでね。今は、メンテとかは自分でやってるけど、少し前まではマリーさんにお世話になってたんだ」

母さんが管理局勤めでマリーさんとの交流もあったから、ロンドを作ってもらえたんだけどね……

「あ、高町ちゃん。シスターシャンテ見なかったかな?」

「シャンテですか?見てないですね」

んー今日は忙しいのかな?いつもは出口で絶対に隠れて待ってるのに……

「ならまた今度にしようかな」

アスには謝れば済むと思うし……

「それじゃあ僕は帰るよ。また図書館でね」

高町ちゃん達と別れて帰ろうの出口のドアまで行く

「あ、あの」

すると高町ちゃんに呼び止められた……

「ん?どうかした?」

「クロムさん。これから時間ありますか?」

時間?そらあるけど……

「良かったら、これからミッドの中央市街地の方に行くんですけど、一緒に行きませんか?」

「ウェズリーちゃん達と遊ぶんじゃないの?」

「はい。そうですけど」

「じゃあ、僕は邪魔出来ないかな」

それに、女の子だけの方がいいと思うし……

「まぁ遊ぶって言っても、ストライクアーツを見てやるだけだけどな」

「そうっすね」

ストライクアーツ。そう言えば、高町ちゃん達三人はやってたね

「なぁクロム。お前、少しチビ共のストライクアーツ、見てやってくれねぇか?」

「ノーヴェさん。僕はストライクアーツなんて初心者以下の実力なんですよ?僕が見たってそこまで変わりませんよ」

僕が使うのはストライクアーツではなく、我流の総合魔法格闘技。ストライクアーツはまた別の領域だからね

「素人からも意見が欲しいって事っすよ!」

「素人の意見はあくまで素人の意見ですよ?」

「それでもいいんだよ。ダメか?」

まぁ別に急ぎの用があるって事でもないし、高町ちゃん達が了承してくれるなら……

「だってよ。ヴィヴィオ」

「はい。コロナもリオも問題ないって言ってます」

いつの間に……。まぁそう言ってるなら、行こうかな?

「それなら、お邪魔しても大丈夫かな?」

「はい!」



てなわけでやって来ました中央市街地。高町ちゃんを先頭に僕、その後ろにノーヴェさんとウェンディさんがいる

ティミルちゃんとウェズリーちゃんを見つけると、高町ちゃんがそっちに走って行く……

「リオ、コロナ。お待たせ!」

高町ちゃんの後を歩いて、追う

「リオは二人とは初対面だったよね?」

「うん」

へーいつも一緒にいる三人組だから、ノーヴェさん達とも当然知り合いなのか
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