四話
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、シスターシャンテが気になっているのだ…。
「まぁ僕は定期健診の度に会ってるけど、アスはあの一回きりだしね」
「ああ…」
一度だけ、この学園に騎士カリム、シスターシャッハ、シスターシャンテが来る事が会ったんだ。その時にたまたまアスはシスターシャンテと話したらしい。
それ以来、シスターシャンテの事が気になって仕方ないんだよね
「まぁちゃんと言っておくよ」
どうせ嫌でも会うんだし…
「ああ…」
こんな感じでホームルームまで話していた…
時間は過ぎて昼休み…
「さて、お昼の分の解放に行かなきゃね」
≪はい≫
図書館は週に三日、昼休みも解放する日があるから、その三日は図書館で昼休みを潰さなくちゃならないんだよね
「もう行くのか?」
「あ、アス。うん。誰かが来る前には開けておかないとね」
「大変だな…。司書ってのも…」
だから司書じゃないってば…
「それじゃあね」
教室を出て、職員室で図書館の鍵をもらい、図書館に向かう…
「よし。これでいいね」
図書館の鍵を開けて、監視用のスフィアを隠して配置する…
≪今日はカウンターですね≫
「うん。見回れないのは暇なんだけどな…」
昼休みの図書館利用者はほとんどいない。まず、昼休みに図書館付近に近づく人もいない…
「ロンド。後どれくらい?」
≪あと20分くらいですね≫
昼休み終了まで20分か…
「後は放課後にしようか」
≪今日から放課後開けないのでは?≫
あ、そうだった…。テスト勉強期間に入るんだよね…
「仕方ないね。終わりまで待とうか」
今日返却予定の本はないね。他の日はあるけど、全部昼休みの開放日だし、大丈夫だね
最終的には今日の昼休みは誰も来なかった。まぁ普通はみんなお弁当食べながら駄弁ってると思うし、来るはずないよねー
職員室に鍵を戻して、教室に戻った時は午後の授業が始まる時間だったよ…
午後の授業が終わり、放課後…
≪明後日は定期健診ですが…≫
「ちゃんとわかってるよ。明日は朝から少し勉強詰めかな」
少しでも余裕持っておかないと困るしね
≪今回は何位狙いですか?≫
「そろそろ学年主席狙いたいなーって思ってるかな」
≪また大きく出ましたね。それなら、いつも以上に勉強ですね≫
わかってるよ。少なくとも、勉強期間中の三日は一日中勉強する気だよ?
≪せめて五日は欲しいですね≫
「結構キツイねー」
≪無駄な事に時間を割いてる暇ないですよ?≫
そうだね。確かに難しいね。でも…
「一回、バラしてメモリーは見るからね?」
≪うっ…。忘れてい
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