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新オズの臆病ライオン
第七幕その十二

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「楽しくね」
「期待しているわね」
「そう言ってくれると嬉しいよ」
「期待してもらって結構ですかな」
 神宝はここでこうした言葉を出しました。
「この場合は」
「それ誰が言ったのかな」
「外の世界の阪神タイガースの監督さんの言葉だよ」
 神宝は臆病ライオンに答えました。
「他にも色々言っているけれど」
「この場合はだね」
「この言葉かなって思ったけれど」
「そうだね」
 臆病ライオンもそれはと応えました。
「言われてみると」
「この言葉が合ってるね」
「そうだね」
「この監督さん本当にね」
「色々言ってるんだ」
「あれよあれとか」
 この言葉も紹介するのでした。
「あれって優勝で」
「敢えてそう表現したんだ」
「他にもおーーんとか言ったり」
 こうしたこともあってというのです。
「そらそうよってよく言うし」
「何か色々言葉が面白いね」
「だからそれを聞いてるとね」
 そうすると、というのです。
「それだけで飽きないんだ」
「そうした人なんだね」
「こっちの世界の阪神も面白くて」
 そしてというのです。
「外の世界の阪神もね」
「面白いんだ」
「そうなんだ」
「こっちの世界の阪神も魅力的だけれど」
 臆病ライオンが見てもです。
「外の世界の阪神もだね」
「何しろこちらの世界の阪神は往年の名選手ばかりだね」
「阪神のね」
「それで外の世界の阪神は今の人達だから」
「歴史は受け継がれていて」
「言うならオズの国の阪神はレジェンド阪神だから」
 外の世界で言うところのです。
「魅力的でない筈がないよ」
「そういうことだね」
「阪神は阪神でね」
 それでというのです。
「往年の人達もね」
「そのことは変わらないから」
「魅力的なんだ」
「何があっても絵になって華があるんだね」
「そうだよ」 
 まさにというのです。
「そうなんだ」
「成程ね、じゃあ今日は時間があったら」 
 その時にとです、臆病ライオンは考えつつ言いました。
「ネットで阪神の試合を観るよ」
「そうするね」
「是非ね」
 こう言うのでした、そしてです。
 臆病ライオンはレモンティーを飲んでから笑顔で言いました。
「阪神のことも他のことも」
「ええ、楽しみながらね」
「会議もその前の色々なこともね」
「やっていきましょう」
 ドロシーはその臆病ライオンに応えました、そうしてです。
 皆で空中庭園でのティーパーティーを楽しみました、それは心から幸せになれる素敵なものでした。会議の前から皆そうしたことを経験しました。
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