第七幕その十
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ジクシー女王も笑顔で、です。こう言いました。
「最初から素敵なことになっているわね」
「全くですね」
「これ以上はないまでに」
バド王とフラフ王女が応えます、そしてです。
メリーランドのお人形の女王はキャンディマンにこんなことを言いました。
「お菓子持ってきてよかったわね」
「そうですね」
「いや、空中庭園にいると」
臆病ライオンも言います。
「それだけで素敵な気持ちになるけれど」
「皆と一緒に美味しいものを飲んで食べるとね」
神宝が応えます。
「尚更だね」
「そうだよね」
「最高の気持ちになれるよ」
「そうなるとね」
「ええ、ここにしてよかったわ」
ドロシーも言います。
「ティータイムの場所をね」
「そうだね、ただね」
「ただ?」
「これはパーティーかな」
臆病ライオンはドロシーに笑って言いました。
「ここまで賑やかだとね」
「そうね、言われてみるとね」
ドロシーもそれはとなって頷きました。
「今私達が楽しんでいるのはね」
「ティーパーティーだね」
「紅茶以外にも色々出しているけれど」
飲みものをです。
「色々な種類のお菓子が沢山あってね」
「それで大勢で楽しんでいるからね」
「もうパーティーね」
「そうだよね」
「そう言っていいわね」
「うん、それで最初からパーティーなんてね」
それを開くということはというのです。
「素敵なスタートだね」
「そうね」
「今回の会議はね」
「はじまる前からいいスタートね」
「そうだよね」
「パーティーは素敵なものだよ」
魔法使いはレモンティーを飲みつつ笑顔で言いました。
「皆で美味しいものを飲んで食べられてお喋りも出来てね」
「いいわね」
「うん、それでね」
ドロシーにさらに言うのでした。
「私もね」
「魔法をなのね」
「披露したくなったよ」
「パーティーに何かしらの披露は付きものだしね」
「だからね」
それでというのです。
「今からいいかな」
「宜しくね」
「じゃあ僕もね」
臆病ライオンも言ってきました。
「魔法使いさんの後でね」
「何かを披露してくれるのね」
「そうさせてもらうよ」
「出は楽しみにさせてもらうわね」
「さて、イリュージョンをさせてもらうよ」
魔法使いは立ち上がってでした。
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