一話
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ないよ。あったらミルテに真っ先に相談してるから」
「ホントかな〜?クロムくんはそう言って隠してた事結構あるよね?」
うっ…。流石に付き合いが長いと結構見抜かれたりするんだよね…
「大丈夫だよ。ホントに何もないから」
ジーっと僕の目を見てくる…
「うん。じゃあ信じる」
そして何かがわかったのか、いつもの様に微笑んでくれた
「それでさ…。今日の体育ってなんだったっけ?」
「確か、実技模擬試験じゃなかったかな?」
≪ピンチですね。マスター≫
その通りだね…。どうしようかな?
「流石にそろそろテストだから、ちゃんと体動かせるようにしないといけないからね。出ようかな」
≪補助はお任せを≫
ノリノリだね。ロンド…
「頑張ってね」
「頑張ってみるよ」
体育は四時間目だから、まぁそれまでは普通に勉強だね
そして一から三時間目を聞き流して四時間目だー
≪マスター。筆記の結果がどうなっても知りませんよ?≫
「大丈夫だよ。ちゃんと勉強してるから」
ロンドは僕を心配し過ぎと言うか、甘く見過ぎだよ…
現在は運動着に着替えて体育館にいるよ。
大きさは結構大きいほうで、ちょっとした公民館の練習場より大きいかな
「全員いるな?それじゃあ始めるか」
先生も来たね。ついでに先生は管理外世界出身で元軍人らしいので、体はゴツくて、スパルタなんだ。ホントに体育系の先生って感じの先生だね
「今日はエーレンも参加するのか?」
「はい。テストが控えてますし、体をちゃんと動かさないと補習になっちゃいますから」
それだけは避けたいね。うん
「出席番号順で一対一の模擬戦を行ってもらう。飛行魔法の使用はなし、幻術系の魔法もなし、精神操作系もなしだ」
まず、飛行魔法は使えても幻術や精神操作系の魔法は使える人少ないと思いますよ?先生
「フィールドアウト、気絶は負けの判定になるから気をつけろ」
フィールドは結構広いけど、どうやってやろうかな?
≪いつも通りやれば大丈夫かと≫
「ロンドがそう言うなら」
と言っても、立てないからいつも通りの戦い方なんてどうやっていいのか…。とにかく前に出れば大丈夫かな?
「次、エーレン、クルス」
「はい」
「あいよ…」
フィールドの両端に立つ。距離は三メートルってとこかな?
「手加減しねぇぞ…。クロム」
「うん。いいよ。全力で来てよ、アス」
クルスの名前はアス。結構強いんだよね
「始め!!」
さぁ頑張るよ!
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