第170話
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ト”は同じく七耀脈の力を浄化の力に変えて敵に叩き込む神技です。」
「ちなみにエイドスから受け継いだ神術と神技、両方ともイシュメルガのような悪意の塊には滅茶苦茶効果があるわよ。」
「何ですって!?」
「そういえばイシュメルガが機能停止する直前に女神様が放った焔を受けた時のイシュメルガ、滅茶苦茶苦しんでいたよね〜?」
”エマ”の質問に答えたエイドスとエステルの説明によって驚愕の事実を知った並行世界の面々が血相を変えている中”サラ”は驚きの表情で声を上げ、ナーディアは”逆しまのバベル”での時を思い返した。
「ええ。現に私達の世界の方のイシュメルガを滅ぼした時に私が発動したのも神術”イリスの焔”ですよ。」
「ちなみに”呪い”に憑かれてしまった父上から”呪い”を消し飛ばした事で父上を”呪い”から解放できたのもエステル殿によるエイドス様から受け継いだ”神術”と”神技”のお陰だ。」
「という事はその神術と神技とやらがイシュメルガを直接滅ぼす事ができる貴重な手段でもあったという事か……」
「更に父上を”呪い”から解放したのも、その神術と神技のお陰とは……さすがは空の女神ご自身が編み出した神術と神技だな。」
「”呪い”で気になっていたんだけど、そっちのリィンはどうやってリィンの心臓に巣食っていた呪いから解放されたの?」
エイドスとラウラの説明を聞いた”ローゼリア”は驚きの表情で呟き、”ラウラ”は感心した様子で呟き、”フィー”は首を傾げてリィンを見つめて訊ねた。
「う”っ、そ、それは………」
「――――――先程レン皇女殿下の説明にあった”人と異種族が契約する方法の一つである性交渉による契約”で”女神”であられるアイドス様と契約した事によるものです。」
「うふふ、ちなみにアイドスお姉さんは”処女の血”を対価にリィンお兄さんの心臓に巣食っていた”呪い”を浄化すると共に、アイドスお姉さんの”女神としての力”を宿らせたのよ♪だからレン達の世界のリィンお兄さんは”鬼の力がなくなった代わりにアイドスお姉さん――――――”女神の力”を解放してパワーアップできるのよ♪」
”フィー”の疑問にリィンが答えを濁しているとジト目のエリゼとからかいの表情を浮かべたレンが説明し、二人の説明を聞いた並行世界の面々は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「そ、そんな方法でリィンの心臓の”呪い”が浄化されたって……」
「不埒過ぎる並行世界のリィン教官らしいといえばらしい方法ですね。」
「つーか、”女神の処女を奪う”なんて世界一うらやまけしからん事をしたのかよ、そっちのリィンは!」
「クク、それに関しては今更だろ。何せそっちのシュバルツァーは女を食いまくっているからな。」
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