第170話
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いや、セリカの野郎やセリカの仲間達が俺達と共に戦ってくれたタイミングは割と限られていたから、実際はそんなに楽できていねぇぞ。」
シェラザード皇子妃の推測にエステルは驚き、ヨシュアとプリネは推測についての捕捉を説明し、ヨシュアとプリネの話を聞いた”クローディア王太女”と”ティータ”は微笑み、疲れた表情で指摘した”ランディ”に対してランディは苦笑しながら答えた。
「ちなみにサティアさん――――――”異世界のある女神”はエイドス様すらも超える”格”の女神やってんで?」
「おいおい……”空の女神”を越える”格”の女神って、一体どんな神やねん、その”サティア”とかいう女神は。」
苦笑しながら答えたケビンの説明を聞いた”ケビン”は表情を引き攣らせながら疑問を口にし
「”サティア”という名前は”人”の世界で活動する時の”人としての名前”でサティアの本当の名前は”アストライア”で、”正義”を司る古の大女神ですわ。」
「せ、”正義”を司る”女神”で、名前は”アストライア”という事は……!」
「オリンポスの神の一柱にして”星乙女”――――――”正義の女神”アストライアか……!確かにかの女神であるならば、”空の女神”をも超える”格”の女神という話も納得じゃの……」
フェミリンスの説明を聞いた”ガイウス”達星杯騎士団の関係者や”エマ”達”魔女”の一族がそれぞれ血相を変えている中”エマ”は信じられない表情で声を上げ、”ローゼリア”は驚きの表情で声を上げた後納得した表情で呟いた。
「えっと……その”正義の女神”っていう女神様はそんなに凄い女神様なんですか……?」
「うむ。”空の女神はゼムリアという一つの世界に認識されている女神”だが、アストライアは”星乙女”という異名通り夜空に無数に輝く星々――――――つまり、この”ゼムリアという星とは別の星にも存在していると思われる無数の世界にも認識されている女神”故、エイドスと比べても”神としての格”はアストライアの方が上だ。」
「それに私は”半神半人”――――――サティアさんやアイドスさんのような”純粋な神”ではありませんからね。」
「”空の女神”自身も”自分より上”だと認めている女神を宿しているとか、並行世界のエステルってもはや、あのマクバーンのような”人外”の存在になっているのじゃないかしら?実際に”翼”まで生やせるし。」
”ユウナ”の疑問に答えた”ツァイト”の説明とエイドス自身の認識を知った並行世界の面々がそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中”レン”は呆れた表情でエステルを見つめて指摘した。
「しっつれいね〜。あたしはれっきとした”ただの人間”よ!」
「エステル、今の君の状況を考えたらその言葉には何の説
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