第170話
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ても過言ではない超凄腕の魔法剣士よ。」
「”嵐の剣神”……それも並行世界のエステル殿達にとっては”双界最強の剣士”と言っても過言ではない使い手なのだから、とてつもない高みに到っている剣士なのだろうな。」
「それも”魔法剣士”という事はそんな凄まじい剣術の使い手である事に加えて”魔法”の使い手としてもとてつもない高みに到っているのかもしれませんね。」
「そりゃそうでしょ。”神”かそれに準ずる存在と推定されている”超越者”なのだから、当然保有している霊力も凄まじいでしょうからね。」
エステルの説明を聞いた”ラウラ”は興味ありげな表情を浮かべ、信じられない表情で呟いた”エマ”の推測に頷いた”セリーヌ”は真剣な表情で更なる推測をした。
「あの……今の話を聞いて気になっていたのですが、”異世界のある女神”が”影の国”で並行世界のエステルさんに宿ったという事は当然、エステルさん達と共に”影の国”で巻き込まれ、”異世界のある女神”と再会できたというそのセリカさんという方も長い間離れ離れになった恋人がエステルさんの娘として生まれてくることもご存じなのでは……?」
「当然セリカさん達も知っているよ。だからこそ、その件でエステルに大きな恩ができたと感じているセリカさん達はエステルが頼めば、いつでも力になる為に異世界から駆け付けてくれるよ。」
「現に凄く忙しいクロスベル支部を助ける為にママがセリカさんに協力を頼んだから、クロスベルの”D∴G教団事件”が起きた直後に偶然クロスベルに到着して事件の解決を手伝ってくれたし、事件を解決できた後はママの頼みでクロスベルに残って”クロスベル独立国宣言”が起こった時までクロスベル支部の”協力者”としてクロスベルの遊撃士の人達を手伝ってくれたんだよ。」
「また、セリカ・シルフィルは”クロスベル独立国宣言”後一端故郷に帰還しましたが、”クロスベル解放”や”碧の大樹”攻略にも協力しましたし、メンフィル帝国が”身喰らう蛇”を壊滅状態に陥らさせた際もリウイ前皇帝達と共に”盟主”を討ち取りましたし、”巨イナル黄昏”では”全ての元凶”をエイドスと共に滅ぼしていますわ。」
「あのイシュメルガを滅ぼしたじゃと!?」
「しかも結社のトップの”盟主”まで討ったとか、マジで何者なんだよ、そのセリカっていう野郎は……」
「エ、エイドス様は”空の女神”だから理解できるけど、そのセリカさんは一体どうやってあのイシュメルガを……」
”クローディア王太女”の疑問に答えたヨシュアとミントはそれぞれ説明し、二人の説明を捕捉したフェミリンスの説明によって判明したら驚愕の事実を知った並行世界の面々がそれぞれ血相を変えている中”ローゼリア”は驚きの表情で声を上げ、”トヴァル”は疲れた表情で呟き
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