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魔法絶唱シンフォギア・ウィザード 〜歌と魔法が起こす奇跡〜
AXZ編
第184話:希望に溢れる世界を愛して
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う2人の仲間の姿があった。
自然と、サンジェルマンは口を開いていた。
「カリオストロ……プレラーティ……」
「サンジェルマン……その、あーし達は、別にそいつに絆された訳じゃないわ。ただ、あーし達にとってはサンジェルマンの居る世界が全てなだけよ」
「その通りなワケダ。私達にとって、世界がどうなるかよりもサンジェルマンが居てくれることの方が重要なワケダ。例え世界が変わっても、サンジェルマンが居なければ私達にとっては何の価値もない」
「今は世界を変えられなくても、別の形で変える方法もあるかもしれないわ。皆で一緒に、それを探しましょ?」
サンジェルマンの事を諭す様に言ってくる2人の言葉に、彼女はもう一度ガーベラの花を見た。その脳裏に浮かぶのは、この花の花言葉であった。
「ガーベラ……花言葉は希望、だったかしら?」
「ご名答。たった一輪の花だって希望を語れるんだ。世界に溢れる希望、もう少し信じてみないか?」
『お前はもう少し、世界に溢れる希望を信じてみるべきじゃないのか?』
恐らく何気なく口にしただろう颯人の言葉は、奇しくも嘗て彼の父がサンジェルマンに向けた言葉とほとんど同じであった。親子揃って同じ言葉で諭してきた事実に気付き、サンジェルマンはハッと目を見開くと次の瞬間小さく笑った。
「ふ、ふふ……私の、負けね」
穏やかな敗北宣言。それを聞き颯人はこれ以上彼女との戦いにはならないと安堵の溜め息を吐いた。そして彼は、未だ地面に座り込んでいるサンジェルマンを立たせようと手を差し伸べた。
その時、空に浮かぶオリオン座が怪しく煌めいたかと思うと再びティキが宙に浮かび上がった。
「ッ!? 何だッ!」
颯人が夜空を見上げると、上空に輝くオリオン座に向けて赤い光が集まっていく。それは天を巡るレイライン。地上を巡る命ではなく、宇宙を巡る命の輝き。
「アルドさん、これはッ!?」
「マクロコスモスとミクロコスモスの照応? でも、地上から一体どうやって…………!? そうか、あの人形!」
態々地上にオリオン座を見立てて儀式を行おうとしていたから失念していた。アダムは宇宙に輝くオリオン座そのものを神出ずる門に見立てて神の力を顕現させようとする可能性。そのカラクリの全てが、以前バルベルデから回収されたオートスコアラー・ティキにあるものだとアルドも漸く気付いた。
もしカリオストロ達から、ティキの性能をもっと詳しく聞いていればこんな事にはならなかったかもしれない。尤もアダムはこれまでティキの事を基本手元に置いてばかりで、表立った動きを見せていなかったので気付く事が出来たがどうかは今となっては微妙な所であるが。
「超高レベルのエネルギー、来ますッ!」
発令所で観測していた朔也
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