暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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数日後、練習からの帰り道、泉希ちゃんが
「昨日 行ったよ ヨッさんと」
「あっ そ〜いえば ヨッさん休みだったかなー で どうだったの?」
「もちろん 楽しかったよー ず〜っと 腕組んで歩いたの 笹飾りもライトで幻想的で ロマンチックだったよ」
「うん うん それでー?」
「それでって?」
「だからぁー したの? ・・・ キス」
「それかぁー みゅんの興味は・・」
「そらぁー 親友のことだもの みゅうみゅんも打ち明けたやんかぁー」
「あのね チャンスと思った時 ウチからそれとなくせがんだの」
「うん うん したの?」
「ダメ 話 逸らされてた ウチな それでも ウチって魅力無いの? って聞いたら 魅力的だよ、最近は女性も感じる だってー だから、一度、そんなことになったら抑えられなくなるからだって」
「ほぉーほぉ 泉希は 美人だからなぁー」
「それでな ウチは ヨッさんにすべてを捧げてもええんよって 思い切って言ったの」
「えぇー 泉希 そこまで 思い込んでるの?」
「うーん 成り行きでネ でも、彼は ダメですよ そこまでになったら犯罪モンです 俺は、みゅうみゅんがダチで・・・その親友とそんなことになったら みゅうみゅんにも軽蔑されますからー だって」
「へぇー ヨッさんがねー」
「だから そんな風になんないままなら 今までどおり 可愛いガールフレンドとして、たまに遊びに行ったりしますよって みゅんも 良いダチが居て良かったネ」
「うん こっちに来て 最初のダチになってくれたの」
「ウチ ますます 彼を誰かに 取られたくない でも ウチのことちゃんと考えてくれているから このままで いいかぁーって思ってるの」
「あーぁー 重症だネ」
「そーだね 夢中だよ なぁ お盆の時 オカンの実家に行くんやー みゅんも一緒にいこぉー 海 近いでー」
「えっ 実家って?」
「うん 敦賀から越前のほうに行ったとこ 海まで歩いて行けるしな 恋しいやろ? 海って」
「うん 行きたい 岩場なんかで潜れるん?」
「うーん 岩場のほうは波があるから危ないんや たぶん あかんやろなぁー」
「そうかぁー でも ばっちゃんに行っていいか聞いてみる」
出発の当日、私はひまわりのサマーワンピースにサンダルで、ばっちゃんが大きなメッシュのバッグを買ってくれたのだ。すみれも行くことになったので、3人揃っていた。向こうのバスの具合があるので7時集合で、京都駅から快速で敦賀に出て、そこからバスで20分ほどのところ。途中、バスは海沿いの道を進んで、私はその景色を食い入るように見ていた。海だ 海だ 飛び込みたいなぁーと身体が言っていると思っ
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