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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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ていた。

 泉希のお母さんに連れられて、その実家に着くと おばあさんが迎えてくれて

「まぁー まぁー 泉希ちゃん 大きーいなったのぉー もう前に来た時から3年になるかのぉーえ ますます べっぴんさんになってぇーえ」

「おばぁちゃん 久しぶり 友達 連れてきちゃったー」

「おぉ かまわんかまわん なんも無いがのー ゆっくりしとってーえーな」

 私は、ばっちゃんから持たされた旭屋さんの菓子を差し出していて、すみれも何だかを出していた。昔は、民宿をしていたが、お客も居なくなって、釣り宿にしたが、魚も捕れなくなってきて廃業同然になったというので、部屋数は多かった。おじいさんは亡くなっていて、漁師だったという泉希のお母さんの兄さんという人が後を継いだんだけど、民宿も駄目で釣り宿も駄目なので、今は敦賀に出て同じ漁師を手伝っているらしい。そのお嫁さんは地元の小学校の先生をしていて、娘がひとり居て、福井のほうの全寮制の学校で3年生なので進学の為、帰ってきてないという話だった。

「ウチ あの子 合わないんだよねー こんなとこに居るのに海に入んないしー 本ばっかー読んでいてー さぁー お昼食べたら 泳ぎにいくぞー」と、泉希は早速 スッポンポンになって着替え始めていた。確かに、手足も長くてスリムで胸ももうぷっくりとしていて きれいだった。私も、見とれてしまっていた。

 用意してくれていた 何だかわからない魚の煮つけに そのアラを使ったみそ汁とウリのお漬物でご飯を済ませて、歩いて海へ。出たのは、もう動いている様子のない数隻の漁船の横だった。小さな子供を遊ばせている家族連れだけで

「あっちに いこー もう少しきれいから」と、泉希に付いて行って大きな岩が門みたいになっているとこをくぐると、もう少し砂浜が広がっているところに。水は透き通っていてきれいなんだけど、私の島とは比べ物になんない。でも、琵琶湖とは違うので、私は感激していた。

「海だ 海だ」と、私はさっそく飛び込んでいって、沖のほうに。足が冷たくなってきた時、岸の方を見ると泉希とすみれちゃんが浮き輪に乗って泳いでいて

「おーい みゅん ええ加減戻ってこんと流されるよー」と、私も初めてのとこなので、戻って行って

「なぁ みゅうみゅん あそこの岩のほうに行ってみるわ」

「やめとき なんもおらへんでー」と、言われてたのを構わずに、泳いで行って潜ってみたが、小魚ばっかーで何にも貝は無かった。

「なんもおらへんかったわー もっと 向こうのほうに行かんとあかんのかなぁー なぁ 裸になって泳ごうよー」

「みゅん なに言い出すん! おかしいんちゃう?」

「ええやん 誰もおらへんしー 気持ちええでーぇ」と、私は岸に戻って上を脱いで下にも手を掛けたとき


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