暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生とラーメン
第七幕その五

[8]前話 [2]次話
「そしてね」
「そのうえで、ですね」
「そう、それぞれの国の味になっているよ」
「日本や韓国だけでないですね」
「イタリアなんかね」
 この国はといいますと。
「インスタント焼きそばみたいにね」
「カップのですね」
「パスタがね」 
 それがというのです。
「あるんだよ」
「イタリアらしいですね」
「そうだね、こうした風にね」
「世界のそれぞれのお国で、ですね」
「インスタントラーメンがあるんだ」
「そうなんですね」
「そしてね」
 そのうえでというのです。
「楽しまれているよ、また困った時のね」
「保存食にもなりますね」
「最悪そのまま食べても」
 いい具合に煮えているインスタントラーメンを食べつつ言います、キムチ鍋に入れてあったので真っ赤です。
「そうしてもだよ」
「いいですね」
「だからね」
 それでというのです。
「インスタントラーメンはいい食べもので」
「世界中にありますね」
「そうなんだ」 
 まさにというのです。
「これがね」
「そういうことですね」
「そうなんだ、こうしてお鍋の〆にもなるし」
「尚更いいですね」
「そうだよ、それじゃあね」
「今からですね」
「インスタントラーメンを肴にしてね」
 そうしてというのです。
「そのうえでね」
「日本酒を飲まれますね」
「そうするよ、キムチ鍋だからね」
 それでというのです。
「本来はマッコリだろうけれど」
「いや、先生今飲んでるの濁酒だよ」
「日本酒といっても清酒じゃなくて」
「だからマッコリと大して変わらないよ」
「味もそうじゃない?」
「同じお米から造ったお酒でね」
 それでとです、先生は飲みつつ皆に応えました。
「濁ってるからね」
「それじゃあね」
「マッコリと大して変わらないよね」
「造り方は多少違っても」
「そう考えていいね、しかしこの濁酒が」
 飲みながら言う先生でした。
「いいよ」
「キムチ鍋にもよく合うんだ」
「先生にとっても」
「そうなんだね」
「僕もそう思います」
 トミーも濁酒を飲んでいます、そのうえで言うのでした。
「合いますね」
「キムチ鍋とだね」
「インスタントラーメンにも」
「甘くてね」
「飲みやすくて」
「いい感じです」
「そうだね、濁酒もいいお酒だよ」
 先生も飲んで言います。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ