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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二十五話〜陸曹の過去
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てからミーティングルームに集まったフォワード隊とギンガとアルトへ説明が行われる。
「今回は3チームに分かれて行動や。ゆりかごを制圧するチーム、スカリエッティを捕えるチーム、市街地で戦闘機人とガジェットを抑えるチームや」
「スカリエッティのアジトには俺とフェイトが向かう」
「ま、それは決まってたからな。問題はゆりかごや。空戦可能メンバーを全員送り込むわけにもいかんし、地上本部に向かった騎士を止める必要もあるからな」
「戦闘機人たちはどうすんだ?」
ヴィータの疑問は隊長たち空戦戦力を市街地に出すのか、という事だろう。だが、
「私達だけで行けます!」
「おい、ティアナ……」
「ええよ」
「はやて!?」
なんだ、ヴィータは聞かされてねえのか。
「許可を出したのは私だよ」
「なのは!?なんで……」
「この子たちだってもう一人前。ギンガもいるし、向こうの戦力も考えれば1対1に持ち込んでも戦える、ってのが私の見解だから」
「それにだ。せっかく俺が訓練付けてやってんだ。あの程度は倒してもらわねえと割に合わねえよ」
「………戦闘機人をあの程度呼ばわりするのはお前ぐらいだよ」
ヴィータが、もう突っ込むまい、とでも言いたそうな顔をしているな。
「俺はボケんのは得意じゃねえぞ?」
「ランス、会議中にふざけとるんやない」
「へいへい」
はやてに言われて大人しくする。
「てなわけで、フォワード陣が戦闘機人とガジェット。フェイトちゃん、ランスがスカリエッティのところ。私、なのはちゃん、ヴィータ、士郎がゆりかご。シグナムが地上本部の騎士、念のためにシャマルとザフィーラはどこにでもサポートに行けるよう待機、でええな?それじゃ……」
「待ってください!!」
はやてが号令をかけようとした時、部屋に駆け込んできた人物が。
「ヴァイス陸曹!?」
アルトが驚きの声を上げるが、
「俺も出ますよ……!」
「……そうか。もうええんやな?」
「はい、ご迷惑をおかけしました」
「全くだ、おせえっつうの!」
本当に世話のかかる奴だ。
「よし、じゃあヴァイス君ヘリ、お願いや」
「了解!」
「それじゃあ、各自出撃準備や!」
しかし、ヴァイスも振り切ったか。これなら地上は問題ねえな。
だが………
不安は消えないが、今は自分の戦いに集中だ。
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