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脚が悪い猫も幸せに
第一章
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の子達ね」
「ニャア」
「ナア」
 見れば白と焦茶の模様で鼻と口の右の部分も焦茶の模様がいる子猫達だ、マーサはその子達を抱きながらサムに言った。
「お兄さんの方は後ろ足が動かないの」
「そうなんだ」
「妹の方は何もないけれど」
「それでその子達をどうするか」
「どうしようかしら」
「このままじゃ放っておけないからね」
 サックはコディの話を思い出しながらマーサに話した。
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