【プロローグ】新暦65年から94年までの出来事。
【第7章】八神家が再び転居した年のあれこれ。
【第5節】キャラ設定7: メルドゥナ・シェンドリールとその家族。
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、そこで、メルドゥナは「PT事件におけるフェイト」と同じような立ち位置の「人造魔導師」の少女ルビスタ(当時8歳相当。ヴァルブロエム・ゲイラヴァルデの改造クローンで、ISホルダー)を保護しました。
そして、一連の裁判を経た後、翌94年の3月に、メルドゥナはその少女を「一人目の養女」に迎えることになるのですが……この事件に関しては、また「インタルード 第9章」で詳しくやります。
なお、新暦95年の2月末、フラウが25歳で初めて出産した直後に、メルドゥナは成り行きで、また「差配課」の方から面倒な案件を引き受けさせられました。
事件としての難易度そのものは、決して高くないのですが、『パルドネアとモザヴァディーメとフォルスの間を何度も繰り返し往復せざるを得ない』という、やたらと手間のかかる仕事です。
しかも、事務担当補佐官のフラウは産休の真っ最中で、現場担当補佐官のルディも書類仕事など決して得意な方ではなかったために(つまり、誰も手伝ってはくれなかったために)なおさら時間がかかってしまい、結局のところ、その〈ダンヴェリオン事件〉の報告書を無事に仕上げた時には、もう6月になっていました。
【そんな訳で、メルドゥナは、この作品の「本筋」(新暦95年の3月から5月にかけての物語)には、一切登場しません。】
また、随分と先の話になってしまいますが……。
メルドゥナは新暦96年の9月に34歳で三女(第四子)ディムリエを産んだ後、翌97年には夫や子供らとともに首都郊外の住み慣れた家を離れて、首都圏地方北部の地方都市マグジェスタに転居し、さらに「99年度と100年度の二年間」は、遠くミッドチルダを離れて南方の「第一支局」での勤務を経験しました。
(彼女が、カナタやツバサと本格的に親しくなるのは、この時期のことです。)
また、新暦101年の3月末にメルドゥナたちが無事にミッドへ戻って来た後、翌102年の3月末には、ハウロンが70歳で無事に定年退官しました。
そして、メルドゥナ(40歳)は同102年の秋の〈第二次ヌミコス事件〉の後、「復讐鬼」ヘゼルミエ(13歳)を保護して、翌年の春には、彼女を「二人目の養女」に迎えることとなります。
(彼女は、ルビスタよりも四歳年下の妹分で、メルドゥナの第二子セグディオと同い年になります。)
一方、ルディエルモは新暦96年の8月、次姉メルドゥナが出産する直前に、マグジェスタ在住の「とある女性」と恋に落ち、翌97年の2月には23歳で、メルドゥナの産休が明ける直前に、その女性と結婚する意志を家族に伝えました。
その女性は「連れ子が二人もいる三十路の大女」でしたが、ハウロンとマデッラを始めとするシェンドリール家の人々は『愛さえあれば問題は無い』と、
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